自由となった番人は……【ワン ピース獣ネタ】

18章 約束と契約 2 ページ48

《手当中》

「手が凄い怪我だ…他は怪我してないのに…この手であそこを登ってきたのか？あの麦わらの人間も…」

「じゃないとナミと羊の獣人がやばかったからな、途中ルフィはダウンしたが」

手当を終えた俺の手は包帯が綺麗に巻かれていた、青い鼻の人間はモジモジし出した

「えっと…俺のこと人間って言ったよな…」

「あぁ、そうだが？」

「お、俺！もとはトナカイなんだ！ヒトヒトの実を食べたトナカイ！」

「何？トナカイなのか？ならトナカイの姿になれるか？」

「う、うん」ｼｭﾙﾝ

トナカイの姿となったそいつを撫でる、ふむ、なかなかのモフモフ具合

「な、撫でられたって嬉しくねぇぞ！」(*´ω`*)

嬉しそうにデレデレするトナカイ、名前聞くか

「貴様の名はなんだ、聞いていないだろ」

「ん？俺はチョッパー！トニートニー･チョッパーだ！」

そう言って(*｀ω´*)みたいな顔をするチョッパーを俺はまた撫でた、可愛いから仕方ない←

「A、アンタの連れてきた人間共は皆重症、重病じゃないか！なんでだい？」

「ナミ…オレンジ髪の女はケスチアだ、ここに来る前に古代の島で食われたんだろ、羊の獣人は此処にナミを連れてくる際に雪崩で、麦わら帽のルフィはここに登ってる最中に…何で俺が説明せにゃならんのだ」

俺はチョッパー(凄く小さくなった、こんな事も出来るんだな)を撫でながら俺はそういった、チョッパーも満更でも無さそうに俺の膝の上で寛ぐ

「チョッパーが私以外の人間に懐くとはね…ま、あんたはある意味チョッパーと似てるか」

「？くれは、俺がこの男と似てるってなんでだ？」

「そいつがアンタを完全に信じた時に自然と話してくれるさ」

そう言ってくれはは椅子に座る、チョッパーは薬の調合をするらしく、材料を取りに一旦部屋を出た

「…あんた、今は船に乗ってるみたいだけど…あんたの力を悪用してるんじゃないだろうね」

「そんな事しようとした瞬間海の藻屑にしてやる、安心しろ、その女以外に伝える“約束”はしていない」

「…見られたんだね？」

「まぁな、俺の注意不足でもあるから何も言えん」

そう言い俺に出されたお茶を飲む、くれははしかめっ面になる

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