17章 仲間の為に 最終話 ページ45
山へとついたが高い、物凄く、だがそんなこと言ってる場合ではないのは分かっているので登り始める、そして数十m登った頃でルフィに異変が
「大丈夫かルフィ、貴様の手は限界なのでは…」
「大…丈夫だ…！早く…行かねぇと…」
凍傷が酷い羊の獣人と手が限界に近いルフィ、これは俺が運ぶべきか
『ズルッ』
「!?ルフィ!!」
手に限界が来たルフィはオレンジ髪と共に重力に従い下に落ちていく
「馬鹿…俺を少しは頼れ…」
間一髪で受け止める事が出来た、優先するは…手当か、今の俺には出来ん
「仕方ない…背に腹は変えられん」
俺は魔王の姿となり宙に浮く、これで少しは早く着くだろう
俺は気付かなかった、オレンジ髪がまだ起きているという事に
ナミ視点
「3人も担げないか…仕方ない」
姿を変えたフォルティナの服の中から触手の様なものが出てきた、その触手は私を優しく吹雪から守るように包み込む
凄く暖かい、触手がじゃなくて…フォルティナの気持ちが、他の2人は私と同じ様に触手に包み込まれている
「着いた時すぐに元に戻らねば…チッ、まだつかないのか」
できる限りのスピードを出しているのか、凄く景色が変わるのが早い、そういえば…フォルティナの姿は、禍々しい感じはするし、私から見て右目が白い部分が黒く、瞳の色は真っ赤だ、まるで…“魔王”
「…起きているのかオレンジ髪」
「!?」
何故気づかれたのか、分からないけれど、私の方を見てそう言った
「この姿、貴様はどう思うかは知らんが…他のものには内密に頼む、あまり知られたくは無い…それに、この後の俺の行動全てが警戒されては困る」
そう言うフォルティナの左目はいつもの同じ綺麗な瞳だった、右目は恐ろしいけれど、美しい…少し興味がある
「どうしたオレンジ髪…恐怖の念を抱くと思ったが、興味があるのか？この姿に？」
「…な…んで…」
「この俺に隠し事など出来はしない、そうだな…内密にすると約束するならこの姿に何故なるのか教えてやらんこともないぞ？もうすぐ着くがな」
上を見ると頂上らしく、そろそろ着きそうだった、そう思うと上に進むスピードが遅くなる
「さぁ、オレンジ髪、早く決めろ、他言無用を約束できぬのならこの姿を見た時の記憶を消すぞ」
この姿は何故か忘れたくなかった、何だか…この姿は綺麗で、美しく、忘れるには…勿体ない…から？
「他言…無用…や…くそく…するわ…後で…教…えて…」
私はそう言い切ると、力が尽きて意識を手放した
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エルフ・シャープナー(プロフ) - 神龍寺･朱雀さん» 分かりやすい表示のコメント有難うございます、すみませんが『』は音に使用している為、｢｣の前に名前を二文字表示する、で宜しいでしょうか？ (2017年8月13日 18時) (
レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
神龍寺･朱雀 - 口調で誰だか分かりますが。 名前表示があった方がわかりやすいです。 最低でも主人公は『』これにしてください。 (2017年8月12日 23時) (レス) id: 4eb64d342f (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - カクの双子の姉は僕、月夜ダヨ！さん» 皆ガ天使になるよう目指しているので褒めて頂けるのは嬉しいですがここで終わったら駄目ですよ!? (2017年6月3日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 東方アニメ大好きさん» サカズキは私の中でこんな感じです(← )続き頑張ります！ (2017年6月3日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
カクの双子の姉は僕、月夜ダヨ！ - 我が生涯に一片の悔いなし！（みんな天使な件について） (2017年6月3日 22時) (レス) id: 8dd0d86f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エルフ・シャープナー | 作者ホームページ：http:
作成日時：2017年2月19日 23時
