16章 島の現状 1 ページ41
腹に出来た傷口から溢れる赤い液体、それを見て血だとすぐに分かった、他人以外の血は久し振りだ
「〜〜ッッ!!どうか…お願いします！仲間が危機なんです！」
「…何でだよ…何でそこまで…」
ルフィがそう呟く、そうだな、まだ精神が子供のお前には理解出来んだろう
「世界が…こういうものだから…私は小さい頃から…見てきたから…!!」
涙涙に土下座する青髪、青髪の横に来たルフィは青髪と同じように土下座する
「…お願いします、仲間を助けてください」
「ルフィ!?」
皆が唖然とする、あの馬鹿が…と言った感じだろう
「俺からも頼む…あの女は…こいつらに必要な存在だ」
傷を抑えながら俺も土下座する、すぐにロロノアに止められた
「そんな傷で土下座すんな！悪化するぞ！」
「そうだな、ひどい怪我ならそうなる…俺はこの程度の怪我では死んだりはしない、頼み事の最中だ」
「頼み事してお前が死んだら元も子もないだろ!!」
ということで俺は何故か土下座を辞めさせられた、解せぬ
「…？不思議だロロノア…目の前が…暗く…」ﾊﾞﾀｯ
「!?フォルティナ!?だから言ったってのに！」
重くなる瞼、不思議だ、なぜ俺は倒れた…倒れる事なんて、無かったのに…不思議だ
俺はそのまま意識を手放した
ゾロ視点
「フォルティナ！フォルティナ!!」
倒れたフォルティナの傷口を見る、おかしな事に怪我が治っている
「待ってくれ皆…お前達、本当に何もしないのだな？」
大きな男がそう告げる、ビビは頷く、話が変わるが俺の腕の中で気絶しているフォルティナは少し軽い気がした…まさか…
「…島への上陸を許可しよう」
「ですがドルトンさん！」
「安心してくれ、俺が共にいる…それに、こんなにも仲間の為に体を張れる者がいるんだ、いい海賊に違いない」
そう男が言うと不服そうに島の住民共は警備の位置についた、それを見届け俺達は上陸を果たした
「Aさん…私をかばって…」
「コイツ軽すぎる…誰か此奴がなにか口にしたのを見たか？」
そう言うとみんなが首を横に振る、俺も見ていない…てことは…此奴は何も食べてないのか!?この二日間!?
「こいつの船からなんか食べ物持ってきてくれ！こいつが起きた時食べさせる！」
「強制的に留守番になるけどいいのか？」
「バカ！今そんなこと言ってる場合かよ！取り敢えずナミ連れて早く治しに行ってもらってこい！」
皆がゾロゾロと上陸していく、俺とカルー、フォルティナは留守番となった
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エルフ・シャープナー(プロフ) - 神龍寺･朱雀さん» 分かりやすい表示のコメント有難うございます、すみませんが『』は音に使用している為、｢｣の前に名前を二文字表示する、で宜しいでしょうか？ (2017年8月13日 18時) (
レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
神龍寺･朱雀 - 口調で誰だか分かりますが。 名前表示があった方がわかりやすいです。 最低でも主人公は『』これにしてください。 (2017年8月12日 23時) (レス) id: 4eb64d342f (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - カクの双子の姉は僕、月夜ダヨ！さん» 皆ガ天使になるよう目指しているので褒めて頂けるのは嬉しいですがここで終わったら駄目ですよ!? (2017年6月3日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 東方アニメ大好きさん» サカズキは私の中でこんな感じです(← )続き頑張ります！ (2017年6月3日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
カクの双子の姉は僕、月夜ダヨ！ - 我が生涯に一片の悔いなし！（みんな天使な件について） (2017年6月3日 22時) (レス) id: 8dd0d86f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エルフ・シャープナー | 作者ホームページ：http:
作成日時：2017年2月19日 23時
