12章 様々な出来事 1 ページ28
あれから3年、月日が早く流れることに驚きを隠せないでいる
「ふぅ…そろそろ島か？」
ログポースとやらを見ながらそう呟く、俺は海さえあれば自由に移動ができるが、やはり色んな島に行きたいというのが今の欲なんでな、ログポースとやらを買って島々を行き来している
「…何だか嫌な予感のする島だな」
適当に船を留めて島に上陸する、嫌な予感は当たるものだ
『ドガァン!!』
「…大砲の音？」
俺はその音が気になり音のする方へと足を進めた
《大砲音のした場所》
「おい！大丈夫か！」
大きな男と餓鬼が倒れていた、沖の方には海軍船がある
「…来ないで…」
鋭い目で睨んできた餓鬼、海軍船は砲撃を止めない
「ここに居ては危険だ、来い」
手を差し伸べるが警戒して動こうとしない、困ったな
「誰かと思ったらAさんか」
男から視線を逸らし、男の後ろを見ると何故かクザンが居た
「そうか…やはり海軍が1枚かんでたか」
「すまねぇなAさん、分かってるだろうが…うちの問題なわけだ」
凍りついた男の足、面倒臭いタイミングで来たものだな
『ドガァァァン!!』
「｢!!??｣」
海軍船ではない方の船が海軍船の大砲により沈没、炎をあげて海へと沈んでいく
「誰が命令を…」
「あのバカ野郎…!!Aさん!?」
俺は海軍船に飛んだ、誰が命令したか、サカズキだったら問答無用でぶん殴る
「誰だ！」
一人の海兵が俺に気付き銃を向けた、その瞬間怒鳴られた海兵
「Aさんに銃を向けるとは…馬鹿な真似しちょるのぉ!!」
「ひぃっ！」
「サカズキ、お前か、大砲命令を出したのは」
そう言って睨むと溜息を吐いたサカズキ
「Aさんに言われた事を破る程ワシの決意は弱く無い、あの砲弾は他の中将が命令したもんじゃ、わしじゃ無い…止めたんじゃが聞かんかった」
そう言ってマストの近くにいる海兵(モブ中将)を睨んだサカズキ、正義と悪の見分けがつけているようで何よりだ
「俺は戻る…サカズキ、今後も道を外れるような事はするな、俺が本気で動くのは…お前が道を外れた時ぐらいだからな」
周りの海兵がざわついていたが、そんなのは無視して先程までいた場所へと飛んだ
「Aさん、海軍ってのは…本当に正義なのか？」
凍りついたでかい男の横でそう呟いたクザン
「知らん、だが海軍も心がある、いい奴も悪い奴も当然居る、貴様がどちらに入るかなど俺は知らん」
そう言って俺は海軍船の足止めを手伝った
12章 様々な出来事 2→←11章 未来、“超新星”と呼ばれる子供 最終話
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エルフ・シャープナー(プロフ) - 神龍寺･朱雀さん» 分かりやすい表示のコメント有難うございます、すみませんが『』は音に使用している為、｢｣の前に名前を二文字表示する、で宜しいでしょうか？ (2017年8月13日 18時) (
レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
神龍寺･朱雀 - 口調で誰だか分かりますが。 名前表示があった方がわかりやすいです。 最低でも主人公は『』これにしてください。 (2017年8月12日 23時) (レス) id: 4eb64d342f (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - カクの双子の姉は僕、月夜ダヨ！さん» 皆ガ天使になるよう目指しているので褒めて頂けるのは嬉しいですがここで終わったら駄目ですよ!? (2017年6月3日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 東方アニメ大好きさん» サカズキは私の中でこんな感じです(← )続き頑張ります！ (2017年6月3日 23時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
カクの双子の姉は僕、月夜ダヨ！ - 我が生涯に一片の悔いなし！（みんな天使な件について） (2017年6月3日 22時) (レス) id: 8dd0d86f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エルフ・シャープナー | 作者ホームページ：http:
作成日時：2017年2月19日 23時
