NAOTOside ページ20
朝迎えの車に乗ったら､
臣とA以外が居て､
臣の家へ向かってる途中に
隆二が話し出した…､
隆「多分､Aを連れて来ると思うんで…､
笑顔で居てやってくれませんか？」
俺達はAのパパが亡くなったとしか､
まだ聞いてなかった…､
だから､それが応えてるだけだと思ってた…､
N「パパが亡くなったからだよね？」
隆「それが1番の原因ですけど…､」
直「他にあるの？」
隆「Aが亡くなってるパパを発見して､
自分で救急車呼んでしたらしい…､
その光景が残酷なもので､今失声症になってます
健ちゃんは知ってるよね？」
健「深く内容は知らんけど､声が出んのは知ってる…､」
N「え？声が出ないって事!?汗」
直「ショックがデカすぎたんだな…汗」
隆「この紙､昨日Aが説明する為に書いたんです…､臣に頼まれたんで見て貰えます？」
N「分かった…､」
隆二からその紙を受け取って､5人で見た…､
健「隆二､Aはこれをハッキリ見たゆー事？」
隆「うん……救急車呼んだ後､愛叶と優愛には見せれないから､必死で抱きしめて見えないようにしてたんだって…､んで､電話で臣の声を聞いた瞬間に取り乱して倒れたらしい…､」
岩「辛すぎる…､」
E「Aを思うと泣けてきた…ｯｯ､」
直「笑顔で迎えてあげないとな…笑」
N「あぁ笑､俺らでAの笑顔と声を戻してやらねぇとな…笑」
隆「はい笑」
俺だったらマジで耐えらんねぇ…､
臣の声を聞くまで､泣かなかったって事だろ？
愛叶と優愛を守る為に…､
ほんとつえーわ…､
臣とAが乗ってきて､
みんなが笑顔で迎えたら､Aの目から涙が溢れて来た…､
なんて言葉を掛けてやっていいか､分かんねぇから
Aを呼んで､強く抱きしめた…､
そのまま今の自分の気持ちを伝えた…､
Aは声が出ないから､俺の腕の中で何回も頷く…､
急に俺の服を強く握ってきたから､
Aはいつもみたいに､
『大好き!!』『ありがとう!!』って伝えたいんだってすぐに分かった…笑
N「A…無理に伝えようとしなくていい笑」
すると､俺の腕の中から不思議な顔をして見上げた…､
N「ちゃんと伝わってる！Aの気持ち！笑」
と笑顔で返した…笑
すると､Aは涙を溜めて､俺の目を見つめたまま､微笑んだ…汗
この顔はダメだわ…／／
N「……これはヤバい／／」
Aは首を傾げた／／
N「臣……キスさせて？」
臣「ダメっすよ!!!!汗」
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作者名：Ri
| 作成日時：2018年8月7日 22時
