烏野高校バレー部から必要とされなくなった少女 【ハイキュー！！】

第1話 ページ2

Aside



谷「A先輩ぃ…(泣)」



昼休み泣きながら私のクラスに来たやっちゃん



何があった



貴「なんで泣いてるの？大丈夫？」



私はやっちゃんの涙を吹きながら言う



谷「私、クラスで無視されて…」



やっちゃんの話によるとクラスの皆に無視されて、他クラスの女子にも無視されるようになったらしい



裏で手を引いてるのは恐らく南ちゃんだろう



一年の女のコ達はあの子に逆らえないもんね。あ、二、三年は別だよ



烏野(うち)の二、三年はあんな子なんかに屈しない



貴「辛かったね。やっちゃん」



そう言いながらやっちゃんの背中をさする



やっちゃんの目から大粒の涙が零れる



やっちゃんと潔子さんは南ちゃんの自分勝手な行動＆嫌がらせ、バレー部(私と田中以外)の罵声に耐えきれずマネージャーを辞めた



私の癒しを部から追い出すとかふざけてんのかバレー部(田中以外)



西谷、お前潔子さん親衛隊じゃなかったの。裏切り？



山口もやっちゃんの事好きだったんじゃないの？南ちゃんに目が移っちゃった感じ？



さいてー。二人だけじゃないけどとにかく追い詰めたやつさいてー



ﾁｬﾗﾗﾗｰ←



予鈴がなった



谷「あ、戻らなきゃ」



やっちゃんの体は震えている



それもそうだろう。クラスからは見放されてるんだから



あ、いいこと思いついた



貴「やっちゃん。サボっちゃおっか」



谷「え？」



貴「田中ー！私保健室行ったって伝えといてー」



田「？おうよー」



私は友達と喋っていた龍に一声かけて教室を出る



さ、私達学生にとって最高のサボり場所



保健室に向かおうじゃないか

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