第二話 ページ3
はい。一回冷静になった樹里ちゃんです。
まぁこんな廊下じゃなんだと土方コノヤrじゃなくて土方さんが言うので土方さんの部屋に行くことにした……いや、別に廊下でよくね?
「じゃあ、聞きますけど何で土方さんあんなとこにいたんですか?」
沖田「そうでさァ、何で土方さんは生きてるんでィ。」
土方「総悟、お前は違ェだろーが!何で俺生きてちゃいけねーんだよ!」
沖田「土方さんだからでさァ。」
土方「んだとコラァァァ!!!土方という存在を全否定かコノヤロー!!」
「あーもう!話が進まない!!土方さんが生きててもいいのかだめなのかなんてどーでもいいの!!」
土方「いや、それはそれで酷くね!?」
話が全く進まないので、二人の間に割って入る。言い合いを強引に止め、土方さんの方に向き直る。
「で!土方さんは何であんなとこにいたんですか!」
沖田「そうでさァ、何で土方さんは生きて・・・」
沖田がまた同じ下りをしようとするので軽く殴ろうとしたが、ひょいっと避けられてしまった。
「もうその下りはいいんだよ!!おまえは黙れ!!」
土方「いやなぁ……やけに外がうるせーなと思って見てみりゃぁ、テメーらが追いかけっこしてるのが見えてよ。仕事中に何してんだって一発やってやろうと思って俺も、テメーらを追いかけてたんだよ。」
「じゃあ、土方さんも私達とやってること同じですよ!!」
土方さんに指を指し文句を言うが、瞳孔が開いと目でギロっと睨まれた。
土方「あ?どこが同じなんだよ。テメーらは遊んでただけだか、俺は違ェよ。」
「私だって、沖田にプリン食べられて一発やってやろうと思って追いかけてたんですよ!」
沖田「でも聞いてくだせェ、土方さん。樹里さん、この前俺の団子食べたんですぜ。」
「はぁ?食べてないわ!」
沖田「いや、ぜってー食べた。あのみたらし団子なんか冷やすと美味しいって言われたからずっと冷蔵庫に入れといたのになくなってやした!だから、仕返しにアンタのプリン食べてやったんでィ!」
「だーかーらー!私じゃない!!」
どうやら、沖田は私と同様楽しみにとっておいたデザートを食べられたらしい。
沖田のみたらし団子という何やら反応した土方さん。
土方「……みたらし団子?」
沖田「何でィ、土方さん。何か知ってるんですかィ?」
土方「知ってるつーか、そのみたらし団子食べたの多分俺だわ。」
……は?
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作者名:神様 | 作成日時:2020年1月4日 18時