六十四話という名の【過去編】 ページ16
甚爾「星漿体がいねぇな。出来れば
悟「天内の懸賞金はもう取り下げられたぞ、マヌケ」
『悟さん、違う。多分この人が取り下げたんだと思います』
この会話を聞いて思った。多分悟さんみたいに隙がない人には緩急つけて偽のゴールをいくつか作るのが効果的だと個人的に、思う。
理子さんの時間制限がなければ、悟さんが術式を解かなかったと思うから
どうやら甚爾さんも私と同じ考えだったらしい。でも悟さんには関係ないようで、いつの間にか甚爾さんの後ろに回り込んでいた
悟「あっそ」
悟さんは術式を発動したが甚爾さんは恐ろしく速い速度で距離をとった
『速いだけじゃなく、呪力が全くない……という事は天与呪縛のフィジカルギフテッド！
それ故に動きが読めないから面倒臭い……』
すると今度は甚爾さんが攻撃を仕掛けてきた。それを難なく交わす悟さんだったが攻撃した場所は誰もいなかった
悟「(呪力がないから気配も読めない勘頼り……な訳じゃねぇ。
アイツに巻きついている物を出し入れする呪霊、そっちの気配を追えばいい)」
『私も気配を読むか……！！なにこれ速すぎる、今の私じゃ追いつけない！』
呪霊の方の速さを追っているが、この速さには悟さんも驚いたみたいだった。その証拠に出力最大の術式反転【蒼】を使おうとしてるもんね
悟「仕方ねぇな。A少し離れてろ……術式順転出力最大……【蒼】」
こうして術式を発動した悟さんの周りは平らになっていた。そこで少し安心している悟さんに声を掛ける
『悟さん！安心しないで！！』
すると森の向こうから蠅頭が沢山飛んできているが見えた
悟さんはそれに気を取られて自分が標的になっている事に気付いてない……
このままじゃ首切られる！
それにあの呪具！あれは発動中の術式強制解除の効果があるから尚更やばいｯ
『ｯ茈赫・影操、！』
ｯクソ、咄嗟に出したから影の強度が弱い。このままじゃ押し切られる……！
するとﾊﾟｼｭと音がして案の定私の影の壁を破り、エグい音を出しながら斬られる悟さん
でも私が術式使ったおかげで首は浅かったみたいだけど……良かった。良くないけど←
でも私が意識を悟さんに戻すと丁度倒れてくる所だった
『っ！悟さん！』
私は間一髪で悟さんの倒れる前に体を支えた。あの悟さんがここまでやられるなんて……
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くーく812(プロフ) - プスメラさん» 初めまして、コメントありがとうございます！ 今の所、この小説のオチは未定ですが、五条悟オチにしようと考えております (2021年2月2日 17時) (
レス) id: a492753dce (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？お願いいたします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月25日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くーく812 | 作成日時：2020年4月27日 17時
