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侑 side
.
「 ほな、部活頑張ってな 」
「「 おう! 」」
ニッ と笑って手を振るAに手を振り返し、部活へ向かう
「 …………なあ、なんでAってマネやらへんの? 」
「 何の? 」
「 バレー部のに決まってるやろ、馬鹿ツム 」
¨ バカ ¨ という単語に、何やと!とつっかかりながら
確かに、と思った
Aは都合が合わなくてもなんとか
俺達の試合を見にきてくれるほど、多分 俺達の試合が好きだ
「 ・・・なんでやろな 」
「 何がや 」
「 ッッわあ!?! 」
ニュッ と後ろから突然現れた
俺とサムは二人してピシッと背筋が伸びる
そして「 ええと、」と質問に答えようと口を開いた
「 お、幼馴染がいて……結構 仲良いンですけど、なんでバレー部のマネやらへんのかなーって…… 」
「 ? 誘ったのに断られたってことか? 」
「 ・・・? いえ…… 」
北さんの問いに、サムと二人して首を振った
すると彼はジト、とこちらを睨む
「 ……それとちゃうの、原因 」
「 …………も、盲点やった……ッ!! 」
成る程!!とサムと目を見合わせた
北さんは呆れた顔して、離れていく
「 明日 早速誘ってみようや、サム!! 」
「 せやなあ、ツム! 」
俺達はニッ と笑った
___嗚呼、明日が楽しみや!!
.
「 ・・・ッハくしゅ、……噂されてるんやろか 」
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作者名:mobukuma | 作成日時:2020年6月1日 23時