検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:4,686 hit

ページ5

侑 side

.






「 ほな、部活頑張ってな 」


「「 おう! 」」



ニッ と笑って手を振るAに手を振り返し、部活へ向かう




「 …………なあ、なんでAってマネやらへんの? 」


「 何の? 」


「 バレー部のに決まってるやろ、馬鹿ツム 」




¨ バカ ¨ という単語に、何やと!とつっかかりながら

確かに、と思った




Aは都合が合わなくてもなんとか

俺達の試合を見にきてくれるほど、多分 俺達の試合が好きだ






「 ・・・なんでやろな 」

「 何がや 」

「 ッッわあ!?! 」






ニュッ と後ろから突然現れた主将(キャプテン)___北さんだ


俺とサムは二人してピシッと背筋が伸びる

そして「 ええと、」と質問に答えようと口を開いた




「 お、幼馴染がいて……結構 仲良いンですけど、なんでバレー部のマネやらへんのかなーって…… 」


「 ? 誘ったのに断られたってことか? 」


「 ・・・? いえ…… 」




北さんの問いに、サムと二人して首を振った

すると彼はジト、とこちらを睨む




「 ……それとちゃうの、原因 」

「 …………も、盲点やった……ッ!! 」




成る程!!とサムと目を見合わせた

北さんは呆れた顔して、離れていく




「 明日 早速誘ってみようや、サム!! 」

「 せやなあ、ツム! 」




俺達はニッ と笑った


___嗚呼、明日が楽しみや!!






.



「 ・・・ッハくしゅ、……噂されてるんやろか 」



.

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mobukuma | 作成日時:2020年6月1日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。