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着々とすすむソロ撮影
カット割りが多いボーカル5人を残して終了し
ボーカル撮影とMV冒頭の撮影は明日に持ち越すらしい
夜も遅くなってきたころ、最後にGENE×RAMPAGEが混ざり合ったダンスパートの撮影にうつる
今日はこれが終われば帰れる
2時間しか寝ていない頭を無理やり起こして
撮影を見守る
現場に大音量で流れているSHOOT IT OUT
『Aっ…!!』
それでも、樹の声が鮮明に聞こえた
撮影中なのに有り得ないはずだから
そう思いながら樹の方を見ると
樹だけじゃない、他のみんなも驚いた顔でこちらを見ている
こちらじゃない…?
みんなの視線を辿るように後ろを見ると
大きな照明が倒れてくる
まるでスローモーションのようだった
避けられると思ったのに足は動かなくて
昨日ちゃんと寝てたら避けられた?
なんて少し冷静に考えてる自分が怖い
ガシャァン…!!
次の瞬間、視界いっぱいにうつるのはコンクリートの地面
『A!!』
大好きな彼が叫ぶ私の名前が耳に入った
そこから先の記憶はない。
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年5月24日 1時