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裕「いいな〜って追いかけてたら、Aの色んな顔を見られて、小さい時からの負けず嫌いな男勝りのとこしか見てなかったから新鮮やったんやろ。
気付いたら好きになってて、伝えたくて仕方なかったんやて」
「翔吾が…？」
裕「おう。この前俺がな、俺のA奪おうとしたってホンマか〜って脅したら答えやったで」
「先生のじゃないけどな」
娘みたいなもんやろ？と笑う先生に
うふふっと笑みがこぼれる
裕「でも翔吾は、Aは玲於が好きやから俺は振られるんですって言ってはったけどな〜」
「うん。聞かれたもん。玲於さんが好きなんでしょって」
裕「オーディションが終わるまでは頑張ってアピールすんねんて」
「なにそれ笑」
裕「Aが少しでも寂しくないようにって言っとったけど？」
そこでふと思い出したのは、やたらと楽屋やスタジオにやってくる翔吾
あれは私が寂しくないようにだったんだ…
恋心を抱いてくれてる翔吾には申し訳ないけど
私にとっては大好きなお兄ちゃん
私に出来ることは、翔吾の妹的存在であり続けることなのだろうか？
「あのなー先生〜」
裕「なんや〜」
「翔吾に好きって言われてからな、どう接するのが正解なんかわからへんねん」
裕「ほぉん…」
「今まではぁ君みたいに、翔吾のこともお兄ちゃんやと思ってきてたからな？こう言ったらどう思うのかなとか、傷つけたら悪いなって思ったら難しい…」
真面目な顔で聞いてくれる先生にポンポン飛び出す私の心の声
私の中の玲於くんへの気持ちでも戸惑って
翔吾がくれた好きだと言う気持ちにも戸惑った
どうしていいかわからないのだ
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美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月23日 11時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ミル(プロフ) - 初めて感想コメント書かせていただきます もう何というか本当に好きです（語彙力） 更新すごく楽しみにしてて もうほんとに更新してくださってありがとうございます！泣 これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年8月19日 3時) (レス) id: cee8faad11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう
| 作成日時：2019年7月17日 2時
