6話 ページ6
次の日
わざわざ京都のクソ爺までウチにきて、ウチの学長と一緒にAの事情聴取をするらしい。
「老いぼれのクセに耳はいいみたいだ。
一体誰から聞いたのかな？」
挑発する僕をジロリと睨みつけるとそのまま応接間へと入っていった。
・
・
・
1時間ほどして、Aが出てくる。
「大丈夫だった？」
「はい。
家系のこととか、術式のことを聞かれて…
不快なことはなかったですよ。」
僕の質問の意味を汲み取って、最後にそう付け加えるA
「おじいちゃんの方には術師を強く勧められたんですけど
サングラスの方が、特別呪術師？として個人情報の登録だけしてくれれば大丈夫だって言ってくれました。」
予想通りの対応に一安心。
学長が言ってくれなきゃ僕が無理やりそうするつもりだったけど、良かった。
「五条さんもわざわざありがとうございます。」
ペコリと頭を下げる彼女
その口から「五条さん」だなんて出てきて欲しくなかったな。
「いやいいよ。
…それよりさ、」
一呼吸置くと、目をぱちぱちとさせて僕の目を見てくる。
人の話を一生懸命聞こうとする彼女の仕草をまた一つ、あぁこうだったなと思い出す。
「気づいてると思うけど僕たち結構仲良かったんだよね。
聞きたいこと、沢山あるんだけど。」
有無を言わさない態度でそう言うと
悲しそうな顔で笑って、頷くA。
「そうですね。
私も言わなきゃいけないことがあるみたいです。」
まるで他人事のように、彼女はそう言った。
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ameyo(プロフ) - 読んでいて涙がポツポツと。。お体に気をつけて、更新楽しみにしてます(^^) (2021年10月6日 1時) (
レス) @page21 id: 9a4641eaa7 (このIDを非表示/違反報告)
ぬし(プロフ) - プスメラウィッチさん» 一応五条オチのパッピーエンドで考えてます！頑張ります！ (2021年9月20日 8時) (レス) id: 41dab58f13 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ぬしさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？五条悟と夢主ちゃんはいつ付き合うのですか？続き頑張ってください。応援しています。 (2021年9月15日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ぬし(プロフ) - ろさん» やったー！ありがとうございます！ (2021年9月15日 20時) (レス) id: 41dab58f13 (このIDを非表示/違反報告)
ろ(プロフ) - 好きです (2021年9月15日 1時) (レス) id: f997d79847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬし | 作成日時：2021年9月14日 6時
