検索窓
今日:29 hit、昨日:8 hit、合計:285,112 hit

月島蛍 × 双子妹 ページ5




「やーい巨人!ゴジラだ!」

「うわ!踏み潰されちまうー!!」


小学生の頃から背が大きくて男子に虐められていた。


その度にお兄ちゃんは私を守ってくれた。


「ねぇA、背が大きいならバレーやれば?」


兄ちゃんもやってるし、と付け加えてそう言った。


私は、相手を欺くゲーム展開をつくるのが楽しくて、セッターをしていた。


高校生になった明光兄ちゃんの試合をお兄ちゃんと忠くんと一緒にお忍びで行った時、そこには明光兄ちゃんの姿はなかった。


その後からお兄ちゃんはどことなく冷めた雰囲気を漂わせていた。


だから、高校が少し遠くなるから一人暮らしをすると打ち明けた時も、


「あっそう。」


その一言だけしか貰えなくて、悲しかった。


褒められたくて、進学先では死ぬ程ご飯を食べて、ゲロを吐きながら練習した。


お陰で今では身長は180.1cm。


先日は天内さんと共にと ユースの合宿へお呼ばれもしたのだ!ふはは。


天内「Aちゃん、頑張ろっ、ね!」


『うん、気張りましょ〜。』


周囲から女王だ、騎士だなどと言われていても気にしない。

うむ、苦しゅうない。


「アンタ本当にメンタル強いよね〜。」

「流石高校ナンバーワンセッターって感じ。」

『え、いやぁそれ程でもぉ〜』

ほら調子乗った!とキャプテンの怒号が飛ぶ。


天内「アレ、龍ちゃん?」

田中「叶歌!?」

え、なんすかなんすか、彼氏?ピ?マ?


日向「じょ、女王…!!」


『あー!お前影山飛雄!!』


影山「!? ちわス…、! 騎士セッター!」


『お会いできて光栄ジャーン、LINE交換しよLINE。』


持ち前のコミュ力でLINEをもぎ取っていると、


月島「チョット、なんでお前がここに居るの。」


『わ、蛍!!久しぶり〜。』


月島「暑苦しい、今すぐ離れて。」


日向「…と、言いつつも無理やり離すことはしない月島クン。これはまさかぁ!?」


な訳ないデショ。妹だから、といいながらオレンジ頭のおチビちゃんに容赦なく拳骨を落とすお兄ちゃん。流石っす。


月島「ていうか、新山女子とか聞いてないんだケド。」



・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (256 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
613人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 角名君の双子(女の子)と研磨の双子(女の子)お願いしたいです! (2020年11月22日 2時) (レス) id: a08fd39532 (このIDを非表示/違反報告)
川白 - 国見くんの義姉、お願いします! (2020年8月23日 10時) (レス) id: 86245055db (このIDを非表示/違反報告)
ばなな味のあくえりあす - 宮兄弟の妹、星海くんの妹、大地さんの妹のお話書いてほしいです!! (2020年6月24日 3時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - とても面白かったです!更新頑張ってください!待ってます! (2020年3月25日 12時) (レス) id: eb111e24a3 (このIDを非表示/違反報告)
スナッチ - 前にリクエストした、 佐久早×従兄弟を書こうとしてくださってありがとうございます!! これからも応援をして、少しでも元気になってくれると、嬉しいです (2020年3月19日 14時) (レス) id: 9c5bac3c4f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:LigtTrrrttt | 作成日時:2019年6月22日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。