【ハイキュー】初恋の味【西谷夕】

43話 ページ46

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〜Aside〜




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ｶﾁｬﾝ


ｶﾞﾁｬｯ



ﾄｯ…

ﾄｯ…

ﾄｯ……




ｶﾁｬ






ﾊﾟﾀﾝ…




ﾎﾞﾌｯ




貴方「…」




何してんだろ、自分…








軽率すぎたって、反省してる



意味不明なタイミングで、いきなり告白されて


はい、いいですよ。

なんて、そんな都合のいい人、いるわけない



私は何を期待してたんだろう



貴方「……」




勝手に好きになって

勝手に意識して

勝手に告白して

勝手に傷付いて




なんて自分勝手なんだろう



貴方「…良いご身分だなぁ…」





挙句に部活まで早上がり

みんなにまで迷惑かけてる自分が情けなく思える



貴方「はぁ……っ」




大粒の涙が瞳から零れ落ちる


何滴も、何滴も。



いつの間にこんなに好きになってたんだろう


まだ出会ったばかりなのに…




はぁ、やっぱり、もっと考えてからにすればよかったのかな………





.






.






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あれからしばらくして、私の涙は収まった


とはいえ、両目がパンパンに腫れていて物凄い顔をしている


貴方「冷やすのが良いんだっけ…」




冷凍庫から保冷剤を漁っていると





ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ




インターホンが鳴った


貴方「(タイミング悪いなぁ…)」



両親が共働きで家にいないので、渋々ドアを開ける





貴方「はーい………って、えぇ!?」







そう、そこにいたのは……────────

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