【ハイキュー】初恋の味【西谷夕】

10話 ページ12

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日向「おーーーいA！部活行くぞー！！」

貴「うぅ……うん、今行く…」




あれから2日後の放課後

私の調子がすこぶる悪い…


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それには理由があった。


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昨日マネさんの仕事をみっちりレクチャーしてもらった挙句、
帰りのバスを逃してしまい1時間かけて駅へ歩いて帰ったのだが
途中から雨が降り出し、残念なことに傘を持っておらず、ダッシュで駅へ
駅に着いたは良いが定期を道の途中で落としてしまい、雨の中20分探し続けた


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恐らくこれが原因だろう。


朝から寒気がするし喉が痛いし頭も痛い



貴「はぁ、もう最悪…(泣)」


日向「ほらー、早く行くぞー！」


貴「はぁい……」



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清水「今日もマネージャーの仕事を教えるね」

貴「はーい…」

清水「今日も覚えることが沢山あるけど…、大丈夫？調子悪い？」

貴「あ、いえ！大丈夫です(汗)」



マネさんの仕事はちゃんと覚えなきゃ
ここでしっかり頑張らないと…



清水「じゃあ今日は〜〜〜…」

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貴「うぅ…」


部室のゴミ捨てで、今は体育館を出てちょっとしたところにあるゴミ捨て場にゴミを運んでます


もうすでに頭がズキズキ
それに寒気がする


限界を感じながらもゴミを捨て終わり
体育館へ戻る


貴「はぁ……はぁ……」



体育館を目の前に
急に頭がクラクラしてくる




目眩がする





「……？A？だい…ょ……か……」





誰かに名前を呼ばれる


しかし誰かを確認する前に





私は地面に頭を打ち付けていた……ーーー

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