第194話・イプシロン改戦 その10 ページ6
マキュアから試合が再開され、ゼルにボールが渡り豪炎寺が前に立つ。彼に威圧されたの一瞬ひるんでスオームにパスをするが受け取った途端一之瀬のフレイムダンスが炸裂。ボールを奪い取る。
「鬼道！」
鬼道へボールが渡り目配せすれば豪炎寺はケイソン、タイタンにマークされている。メトロンのスライディングを避け、ボールをAへパスをする。
「A！」
ボールを受け取った彼女はノーマーク。豪炎寺ばかりに気を取られていたイプシロン改は裏をかかれたようだ。
「奴と止めろ！」
デザームからの指示が入りモールとケンビルがAの前に立ち塞がる。Aは自然な動作でバックパスをし豪炎寺へとボールを渡した。
「何ッ！」
驚くデザームをよそに豪炎寺が新必殺技を発動。爆炎の巨人が出現し、豪炎寺を天高く空へ上げ巨人の力が宿ったような高火炎のシュート。
「�倏�熱ストーム�瓠�！」
太陽の炎のように熱く燃え盛るシュートがデザームを襲う。
「止める、必ず止めてみせる！！�爛疋螢襯好泪奪轡磧璽．´瓠�！！！」
通常よりも感情の高ぶりを抑えきれないデザームが声を張り上げながら必殺技を叫ぶ。
ぶつかりあう必殺技。デザームのドリルスマッシャーは爆熱ストームを押しとどめているようにみえるが、豪炎寺は早くも勝負は決したという風にデザームに背を向けた。
それと同時にドリルスマッシャーにミシミシ、とひびが入っていく。
「なんだこのパワー！？」
そして―――爆熱ストームの勢いを抑えきれぬままドリルスマッシャーは砕け散り、豪炎寺はイプシロン改からゴールを奪い取ったのだ。
と同時に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
「やったぁぁああ！！！！」
円堂たち雷門イレブンが豪炎寺に駆け寄り、円堂が彼と固く強く握手を交わした。
「豪炎寺……おかえり…」
「A…」
雷門イレブンから一歩離れたところでAが言う。
言葉を交わさずとも、彼らの絆の深さをより理解したAは胸の多幸感に酔いしれていた。
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活字不足卍(プロフ) - 若いうちにやってみたいことの一つとして、バンジージャンプがある。でも咄嗟に腰が引きそうw (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 続きが読みたい!!(クソデカボイス) (2021年2月27日 15時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
田中優香(プロフ) - 楽しみ過ぎる(豪炎寺の復帰はアツいね) (2021年2月26日 1時) (レス) id: da5dc9d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2021年2月26日 0時
