第193話・イプシロン改戦 その9 ページ5
豪炎寺の交代を宣言に大海原の会場がワァッと湧き上がる。彼のその圧倒的な存在感に、木暮、リカ、立向居、綱海は呆然とした。
「これが…豪炎寺修也さん…！ この迫力…存在感！」
ユニフォームを着た豪炎寺に睨まれたデザームは、赤く瞳を光らせ豪炎寺を睨み返した。
マキュアのスローイングから試合は再開される。ボールを受け取ったデザームは早速豪炎寺の実力を試そうと彼に向って走っていく。
「見せてみろ！ お前の実力を！！」
向かってきたデザームのボールを華麗なボール裁きと強いドリブルで攫って行ってしまった。そしてゴール前へ。
「�爛侫．ぅ▲肇襯諭璽畢瓠�」
以前よりも格段に威力が上がったファイアトルネードが放たれた。一目でその威力の違いに気づいた円堂、鬼道は「コレは！」と驚く。Aはその光景にニヤリと口角を上げる。
「�爛錙璽爛曄璽覘瓠� フンッ、この程度か！」
止めたと思われたファイアトルネードは威力が弱まることなくゼルを吹き飛ばしイプシロン改のゴールに突き刺さった。
「やっぱり豪炎寺さんはすごい！！」
「かぁ〜！ 痺れるぜ！」
「なんかカッコええやん！」
「！！」
豪炎寺と初めで出会うイナズマキャラバンに参加した者は各々反応を見せる。言葉が出てこない木暮は驚きを隠せない。
「この破壊力…今までと違う！」
「うん、大きくパワーアップしたファイアトルネードだ！」
円堂と目を合わせて笑う豪炎寺。するとデザームが「ポジションチェンジだ！」と高らかに声を上げる。
「いいな！ 私がキーパーに戻る！ そして…お前を止める！ お前らのすべてを叩き壊す！！」
苛立ちなのか、楽しさを求めてか血管を浮きだたせながら豪炎寺に指をさしながら宣言した。
第194話・イプシロン改戦 その10→←第192話・イプシロン改戦 その8
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活字不足卍(プロフ) - 若いうちにやってみたいことの一つとして、バンジージャンプがある。でも咄嗟に腰が引きそうw (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 続きが読みたい!!(クソデカボイス) (2021年2月27日 15時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
田中優香(プロフ) - 楽しみ過ぎる(豪炎寺の復帰はアツいね) (2021年2月26日 1時) (レス) id: da5dc9d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2021年2月26日 0時
