第122話・VSナイツ・オブ・クイーン7 ページ34
後半戦、イナズマジャパンは綱海、栗松、ヒロトをベンチに下げ、不動、木暮、佐久間を投入した。
「何をするべきかわかってんだろうな？」
「ああ。エドガーにシュートを打たせるんじゃないぞ」
「俺の足を引っ張るなよ、鬼道クン？」
「お前こそな」
バチバチにお互いを意識している鬼道と不動。
やることは分かりきっている。
ホイッスルと共に後半戦が開始された。
それと同時に司令塔である鬼道、不動と佐久間、風丸が目を合わせ、中央から開いた。
「ならば遠慮はしない！ 無敵の槍！」
エドガーを囲むように選手たちが集まり、狙い通りにナイツ・オブ・クイーンは無敵の槍で突貫してくる。
「飛鷹！ 狙うのはシュートの瞬間だぞ！！」
「ああ！！」
不動から指示が飛びじっくりと耐える。
そしてエドガーを囲んでいた選手たちに、A、虎丸、佐久間、風丸たちがマークしに行く中、エドガーがゴール前に躍り出た。
「もらったァ！！」
覇気のある声を上げるエドガーに木暮がフェイントに入り、そして本命の飛鷹。
「おおぉお！ 真空魔！！」
ボールは鬼道に渡り「相手にボールを渡すな！」と号令がかかる。
そして鬼道と不動、2人の司令塔から目まぐるしく指示が飛び、ボールが縦横無尽に右へ左へと流れていく。
「ダイレクトパスだ！」
「あと一歩下がれ！」
「中央へ寄せろ！」
「ヒールを待って左だ！」
まるで自由自在に動き回るタイフーンのようにナイツ・オブ・クイーンを翻弄する。
「A！ 染岡！！」
鬼道の号令で転じて攻撃へ移るイナズマジャパン。
染岡とAがナイツ・オブ・クイーンの陣地へ上がって行く。
「いつまでも好きにはさせない！」
ボールを持つ不動に向かっていくエドガー。だが
「今だ豪炎寺！！」
「なに！？」
ボールを受け取ったのは、イナズマジャパンが誇るエースストライカー、豪炎寺修也。
「1m右だ！」
ボールを受け取った豪炎寺。
「爆熱！ ストーム！」
「ガラティーン！！」
豪炎寺の爆熱ストームは惜しくも止められてしまったが、
ナイツ・オブ・クイーンの必殺タクティクスは、両方ともに封じ込めることに成功したイナズマジャパン。
第123話・VSナイツ・オブ・クイーン8→←第121話・VSナイツ・オブ・クイーン6
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 493人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フラッペ(プロフ) - 毎回、本日の一言を楽しみにしている私がいる( ＾＾ )やっぱりFGO好きだと言いたくなりますよね笑そういえばイギリス代表メンバーで誰かがガラティーンって言ってた覚えがあるのだが…はて？ (2022年9月7日 20時) (
レス) @page39 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - ？？？｢草。草ですよ。エドガー…｣ 更新ありがとうございます。この作品は私の生きる糧の１つです。続きを楽しみに待ってます！ (2022年9月4日 22時) (レス) @page26 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
いな九尾(プロフ) - コメント失礼します。いつも更新楽しみにしてます！FGOなどいろんな要素があって笑いながら見てます！続き、とても楽しみにしてます！天界の使徒に一票入れます。更新頑張ってください！ (2022年8月28日 18時) (レス) id: 6eca7d051a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：活字不足卍 | 作成日時：2022年8月28日 14時
