だぁかぁらぁ！俺は厨二病じゃねぇ！

死ぬ奴じゃんかぁ⤴ ページ31

Aサイド




目の前に現れたのは、


毛先だけ白い髪の男。


ちょっと自分に似てると思ったのは秘密。


だって俺の髪も毛先だけ黄色だもん、仕方ない。




？「死を惧れよ、殺しを惧れよ、死を望む者、等しく死に、望まるるが故に」




彼の周りにまた、原稿用紙が見えた。




「お初にお目にかかる、僕は芥川。そこの小娘と同じ、ポートマフィアの狗」


ポートマフィア遊撃隊長 ＿ 芥川龍之介 ＿ 異能力【羅生門】




この人が、芥川龍之介…


ひしひしと感じる殺気に、ごくりと唾を嚥下する。




樋口「芥川先輩、ここは私一人でも」




その瞬間、彼女の頬に勢いよくビンタが飛んだ。




芥川「人虎は生け捕りとの命、片端から撃ち殺してどうする！この役立たず、下がっていろ！」




人虎…？中島敦か。


って待て、彼は生け捕り、ならば、俺は…？




芥川「其れに、眼帯の男は殺せとの命、何故殺せていない」




マジかよ俺死ぬ奴じゃんかぁ⤴




樋口「申し訳ありません、銃弾は全て斬られました」



芥川「刀は持っていないように見えるが」



樋口「混凝土片で…」



芥川「…男、本当か？」




頷くだけにしておく。


余計なことを話せば…死。




芥川「人虎、お仲間は無事に逃げたようだな」



中島「…嗚呼」



芥川「この男が居なければ…どうなっていただろうな」



中島「……え？」





、

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