だぁかぁらぁ！俺は厨二病じゃねぇ！

爆弾処理 ページ20

Aサイド




冷静に言ったつもりだったけど、


中島敦のパニックが加速しただけだった。


仕方なく机の上に置いてあったカッターを持ち、


もう片方の手で爆弾を素手で持つ。


爆弾を抱える中島敦の悲鳴じみた声が響く。




中島「Aくん！？」




危ないよ、と。


お前も人のこと言えないからな？


有無を言わさず彼を爆弾から引っぺがし、


遠くに吹っ飛ばす。




『何もお前まで此処で眠りにつく必要はない』




さぁここで読者の皆様に問題←メタい


時限爆弾解除というのは、


何か線を切る事だと思ってはいないか？


ノンノンノン。


爆弾のもっとも簡単な処理の仕方は…




『無問題(ノープロブレム)』




凡ての線、及び爆発物本体を、同時に破壊すること！


信号が伝わらなくなれば爆発しないからな。


上に爆弾をぶん投げ、俺も跳び、


カッターで粉々に切り裂く！


予想通り、腕力も上がってる。簡単に切り刻めた。





国木田「嘘だろう…」



太宰「これは…」




床に着地する。


周りに爆弾の残骸が落ちてくる。


これがなんだかんだで一番の策…って、あれ？


火薬が、ない？


……なぁんだ、そう言う事かよ。




、

純正体？→←覚悟

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