だぁかぁらぁ！俺は厨二病じゃねぇ！

肉体という枷からの解放 ページ18

Aサイド




中島「や、やややややめなさーい！親御さんが泣いてるよ！」




むしろ逆に活舌いいよな中島敦お前。




「な、何だアンタ等っ！」




太宰治の考えた作戦はこう。


社員でなく、顔が割れてない俺らが爆弾魔の気を引き、


その隙に探偵社員が対処をする。俺らの責任よ。




中島「ぼぼ、僕はさ、騒ぎをき、聞きつけた一般市民ですっ！いい、生きていれば好いことあるよ！」



「誰だか知らないが無責任に云うな！みんな死ねば良いンだ！」



『おい』




その発言はすこぉし…気に障るなぁ？




『本気で肉体という枷からの解放を望むか？生者の特権凡てを放り投げ、墓の中で永遠に眠るつもりか？』




なんとなく、俺の言いたい事と、


俺が怒ってる事は伝わったらしい。




『お前には、永遠の安息を得る覚悟(レディネス)があるか？』




俺は知っているんだ。


真横からトラックが迫る恐怖を。


腕が、躰が潰される音を、感覚を。


死というものを、永遠の安息というものを。




、

覚悟→←欺瞞

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す