だぁかぁらぁ！俺は厨二病じゃねぇ！

…は？ ページ14

Aサイド




雀の声で目が覚めた。


理想的な朝だ。


部屋がこんなに汚くなければ。


ついでに同居人はもう居ない。


机の上に置手紙があった。


着替えたら社員寮を出て、


ドアをちゃんと閉めて後ろを見ろ。


なんだその指示と思いつつ、


着替えを探す。


結構すぐに見つかった。


今までの俺の服装が、


前世の学校の制服だった事に今更気づいた。


眼帯とチョーカーが凄かったんだ、判れ←


うわ、着替えスーツなんだが。


あ、このシャツの第一ボタン外す？


……駄目だ。


どっかの不良に見える。


外した状態でこのネクタイつけて…


あ、これで良いわ。


ちょっと緩いけど、まぁこのくらいが妥当か。


で、なんだったっけ？


ドアをちゃんと閉めて後ろを見ろ、と。




『……は？』



太宰「あ、おはようA君」



敦「おはよう…」




げっそりした中島敦と、


ドラム缶にはまる太宰治。


どういう状況だこれは。




敦「ジサツしてたら出られなくなったらしくて…」




馬鹿なのかこの太宰治って人は。


で、そのあと中島敦がドラム缶を蹴って、


倒れたドラム缶から太宰治が飛び出した。


あれは痛い(確信)




、

緊急事態→←無問題

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