プレーンチョコレート ページ6
青「よし、」
練習の成果もあり、美味しそうに仕上がって、ラッピングも完璧。
これで、Aも喜んで貰えると良いんだけど。
溶けないように、冷蔵庫に入れてっと。
母「ただいま〜。」
あっ、母さんが帰ってきたのか。
母「どう?上手く作れた?」
青「うん!美味しそうに出来た!」
母「そう!喜んでくれると良いわね!」
いざとなって振られたら、お母さんに慰めて貰おう。
多分、立ち直れる気がする。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「おはよう!」
「お、おはよう,,,,,」
熟睡していたら、朝がきた。
逆チョコも持って、学校に行く。
『おはよー!ころちゃん!』
青「おはよう。」
今日はすごく張り切ってる君。
ななもり。先輩に、チョコを渡すからだろう。
『ななもり。先輩に渡すチョコ、上手く出来たんだ〜!』
青「そっか。」
『ななもり。先輩、受け取ってくれると良いんだけど。』
青「受け取って貰えなかったら、僕が貰おうか?」
『えぇー?ころちゃんには、キャンディーあげるよ!』
キャンディーって。
やっぱり、僕には勝ち目が無かったんじゃ。
でもさ、君がななもり。先輩に伝える前に、逆チョコを渡して良いかな?
最後で良いから、君を困らせてしまっても良いかな?
青「A、今日何時ごろに渡すの?」
『チョコ?4時20分かな。』
青「じゃあ、4時10分に中庭に来て。」
『え?良いけど。』
青「じゃあ!」
はぁーーーーーーー。
大事な時なのに、走って逃げるとか、カッコ悪。
4時10分、僕の願い事が叶いますように。
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りん - 陰の陰キャさん» ありがとうございます!なんか宣伝みたいになってすみませんね。笑 (2022年2月22日 21時) (レス) id: bf857f5eda (このIDを非表示/違反報告)
陰の陰キャ(プロフ) - さうざんとりーふさん» 最初から、ころんくんしか見てませんね! (2022年2月21日 16時) (レス) id: b6494c3789 (このIDを非表示/違反報告)
陰の陰キャ(プロフ) - りんさん» はい!見てみます! (2022年2月21日 14時) (レス) id: b6494c3789 (このIDを非表示/違反報告)
さうざんとりーふ(プロフ) - はい、貴方しか見ておりません。(見出し参照) (2022年2月20日 11時) (レス) id: 920d0e1c71 (このIDを非表示/違反報告)
りん - よければ僕の作品も読んでみてください。作品名は友人と転校したらよくありそうな話が待ってました!?です。 (2022年2月19日 19時) (レス) id: bf857f5eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陰の陰キャ | 作成日時:2022年2月7日 9時