苺の王子は、陰キャを気になっておられます！【stpr 】

9 ページ9

あの、困ったことがあるのです。

　すごく、、困りました。

　隣の、ピンキーバチゲーム野郎が私のことずっと見てくるんだけど！？

　何？？気に食わねぇのか？

　おん、それだったら言わせて貰うけどよぉ、私もなんだよ！！

　ちょっと、マジでいい加減にして欲しい。

　いや、待てよ？

　もしかして、コミュ障とか？

　だったら、私が話しかけてやるか？

　ちょっと、やって来ますわ。

『あの、』

さ「ん？」

『ずっと見られるんですけど、何かご用ですか？』

　これでどうよ！！

　完璧だったろ？

　早く用を言っちまいなよ！！！！

　回りの女子の視線が、怖いんじゃ。

さ「いや？逆に、Aさんのことを見ててほしかったの？」

『は？』

　おーっっと！いっけねー☆

　心の声が漏れちった〜☆

　ちょっと、ナルシストが過ぎんな。こいつ。

　どんだけちやほやされて来たんだよ！

　どこの王子やオラァ！！

さ「つまんねぇ」

『ん？何か言いました？』

　待って待って待って、いつもの分かる小声だったら、許せた。

　だって小声が下手なだけじゃん。

　なのに、小声にする気は一切ない。

　ということは、、、、、、私に喧嘩売ってんの？？？

　

10→←8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す