42 作戦 ページ41
Rb「アカン…天使が見えた…」
ロボロがそんなことをボヤいている。
こんなときに…！
私はまた先生に向かって走り出す。
っていうかコネシマまだなの！？
その時、トントンが向こうから走ってきた。
なんで？逃げたんじゃないの！？
『こっち来ちゃダメ！』
Tn「A！俺に作戦がある！」
そう言うトントンの手には
大量のペットボトル。
あっ！なるほどそういうことね！
私はトントンの作戦を察して
上に高く飛び上がった。
その隙に
トントンがペットボトルをぶちまけた。
『えいっ！！』
そして私は落ちると同時に
床に思い切り拳をぶちこんだ。
廊下に亀裂が走る。←！？
その瞬間、ペットボトルが〈パァン！〉
と乾いた音を立てて爆発した。
え？どういうことかって？
説明しよう！←
多分トントンはペットボトルに
ドライアイスと水を入れて
持ってきたんだと思う。
そこに私が衝撃を与えたことによって
ペットボトルが破裂したってワケ！
辺りに白い霧がかかる。
その隙にトントンが
私の手を引いて走り出そうとする。
『待って！コネシマが
帰ってくるまで時間を稼がないと！』
Tn「ダメや！いくらAが強くても
相手は鬼なんや！！
斬られたら、ﾀﾋぬんやで！？
しかも消火器もないし…！」
『でも…！』
Tn「俺はAが好きやねん！！
好きな人を斬られたくはないんや！！」
『ﾍｯ?』
トントンはそう言ってから
ものすごい勢いで顔を真っ赤に染めた。
Tn「あっ、あの…今のは…////////」
Rd「あのぉ〜？先生は
いつまでこの青春を
見せられなきゃいけないんだぁ〜？」
『あ、存在忘れてた。』←
先生が私たちに向かって
刃を振りかざしてくる。
私はトントンを突き飛ばして
鉄棒で刃を受けた。
Tn「Aは鬼が怖くないんか！？」
『怖いよ！』
めっちゃ怖いよ！
怖いし、
痛いし、
早く家に帰りたい！
でも…！
目の前にいるのは鬱と刑事を56した張本人。
それにロボロを鬼にし、
私たちを鎌で斬ってきた。
『許せるわけないよ…！』
私はそう叫んで、すぐ横の壁へ飛び上がった。
壁を蹴って先生の背後に回り、背中を叩いた…
はずだった。
先生は振り返って素早く私の鉄棒を
真っ二つに…斬った。
え？先生、鉄棒も斬れんの！？
その鉄棒は向こうに飛んでいった。
先生が私の目の前に刃を突きつける。
その瞬間、私は糸が切れたように、
その場に座り込んだ。
Rd「じゃあな。A。」
そして先生は私に向かって刃を振り下ろした。
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限界オタク - 最高でした！ (2022年10月2日 0時) (
レス) @page45 id: 13d10a3301 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱんくん - 目からアラル海小説ですね神ですねありがとうございます(早口)せんせーの最後のセリフが小説のタイトルなのが好きすぎる… (2022年5月26日 16時) (レス) @page45 id: 466fb15abb (このIDを非表示/違反報告)
かえで - らだ男先生〜…(泣)最後神なんだわぁ… (2021年11月12日 2時) (レス) @page45 id: 84cc654938 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 先生〜…最後神なんだけど (2021年9月16日 23時) (レス) id: 0ad07d5079 (このIDを非表示/違反報告)
彗星無能 - らだ男せんせ〜…(泣)最後が神なんですがそれは…あとがきに「駄」作者なんて、自信を持ってください！(ちなみに私にとっては神作者だよ？ﾊﾊｯ!)呪鬼のこと全く知らなかったので勉強になりました！ありがとうございます！ (2021年2月2日 22時) (レス) id: 4a66f45ebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりん | 作成日時：2020年9月20日 20時
