虹はいつか消えるもの【REBOEN!】 (ページ16)

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翌日。

雲一つない晴天、まさに絶好の体育祭日和。

A組、B組、C組の各チームは熱戦を繰り広げていた。

そして本日のメイン競技、棒倒しが始まろうとしている。

のだったが、B、Cの総大将二名が何者かによって出場不可になるという事件が起きてしまった、

犯人として名が挙げられたのはA組総大将沢田綱吉。

各チーム代表が集まり、審議をしている最中ツナの応援に来ていた沢田家の居候ビアンキによって配られたクッキーに毒物が混入していたことによりB、Cの何名かが腹痛に倒れてしまった。

それもツナのせいにされてしまい、B、Cの全員から殺意が向けられてしまった。

しばらくすると各代表の話し合いが終わり、アナウンスが流れた。

『各代表の話し合いにより、今年の棒倒しはA組対B、C合同チームとします！』

アナウンス終了後、とぼとぼと帰ってくる了平にA組生徒達は納得の言ってない胸を口々に言う。

「多数決に押し切られたんすね！」

「そっ、そんな卑怯な…！！」

「いいや

オレが提案して押し切ってやったわ！！」

了平の発言はその場にいたA組全員意味が分からなかった。