新 し い 花 が 咲 い た ページ28
「望くんと別れてから、望くんは前よりももっと、活躍するようになった。そして…デビューする事になった。」
「その時初めて、嬉し涙が溢れてきたの。あぁ、望くんがずっと追いかけてきた夢がやっと叶ったんだって…良かってね。って。」
「別れて良かったって、思える瞬間だった。」
「それから、高校を卒業して、望くんの邪魔にならない様に、大阪から遠く離れた東京へきた。でも…携帯には、望くんの連絡先も友達の連絡先もあった。」
「だけど、望くんの事を思い出して連絡をしてしまうかもしれないと思って…望くんと繋がるものは全部なくしたくて、思い出が詰まった携帯を、お風呂の浴槽に沈めた。」
「それからは私の夢だったアパレル定員になる事を胸に、日々、努力を重ね、今のお店で定員をしてる。」
「きっと…望くんは、私が突然別れを告げた理由を知らない。」
「だから…だからっ……」ポロッ
重岡「Aちゃん……」トントン
ポタポタと、涙が零れる。
ガチャッ…
小瀧「えっ…みんなどないしたん。」
桐山「あ…や、別になんもないで?」
濵田「そうや、そうや!望、どこ行ってたん。」
小瀧「あぁ…すぐそこの自販機。」
中間「そうか。あ、Aちゃんはしげと外に出?」
「ごめんなさいっ……」
重岡「大丈夫?立てる…?」
「うんっ……」
バタンッ…
大毅くんは、廊下を少し進んだ所の椅子に座らせてくれた。
重岡「大丈夫?」
「うん…ごめんね……?」
重岡「謝らんくてええよ。」
大毅くんは、温かかった。
そ う L i t t l e b a b y g i r l …→←粉 雪 が 溶 け た 道 に ほ ら
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R y u h e i × R y o .(プロフ) - のんのんさん» ありがとうございますっ!歌詞、足りるかな…笑 完結には絶対持って行くんで、これからも宜しくお願いします!!(´˘`*) (2017年1月15日 1時) (レス) id: 8f69a758db (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - あと13話程? 頑張って下さい! (2017年1月15日 1時) (レス) id: 270b514508 (このIDを非表示/違反報告)
R y u h e i × R y o .(プロフ) - 桃jasさん» ありがとうございます!気まぐれ更新ですが、これからも宜しくお願いします(*^^*) (2017年1月13日 1時) (レス) id: 8f69a758db (このIDを非表示/違反報告)
桃jas - この小説好きです!! (2017年1月12日 18時) (レス) id: e36cd9e327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R y u h e i × R y o . | 作成日時:2016年12月29日 2時