そ う L i t t l e b a b y g i r l … ページ29
小 瀧 s i d e
俺が楽屋に戻ると、涙を流す…Aの姿。
それを庇うように、しげがAと楽屋を出ていく。
バタンッ…
中間「なぁ、望…聞いても、ええか?」
小瀧「え、うん。なに?」
中間「Aちゃんとは…知り合いなん?」
小瀧「……まぁ、うん…」
中間「そうか。」
淳太がその先を言う事はなかった。
小瀧「……しげ、どうしたん。」
桐山「Aちゃんが、な。」
藤井「……そ。」
小瀧「そっか……」
楽屋の中に、変な空気が流れた。
藤井「……望さ、」
そんな重たい空気の中、流星が口を開いた。
藤井「Aちゃんの事どう思ってるん……」
小瀧「どうって……」
確かに、デビューをしてから、Aの話をする事は極限に少なくなった。
やけど、改めてどう思ってるかなんて聞かれても、戸惑ってまう。
小瀧「……変わらんよ、何も。」
藤井「…………………………」
小瀧「Aへの気持ちも変わらんし、頑張ろって思う気持ちも変わらん。」
小瀧「やけど…どうやって話したらええかわからんねん。」
小瀧「あの日から、卒業するまで、俺が話しかけても返事してくれる事はなかった…だから、急に話せって言われても無理やねん……」
小瀧「俺が、Aの事傷つけたのにっ……」
俺は薄々、気がついてた。
Aが俺のために、俺を避けてるって事を。
な ん だ か や さ し い 記 憶 が→←新 し い 花 が 咲 い た
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R y u h e i × R y o .(プロフ) - のんのんさん» ありがとうございますっ!歌詞、足りるかな…笑 完結には絶対持って行くんで、これからも宜しくお願いします!!(´˘`*) (2017年1月15日 1時) (レス) id: 8f69a758db (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - あと13話程? 頑張って下さい! (2017年1月15日 1時) (レス) id: 270b514508 (このIDを非表示/違反報告)
R y u h e i × R y o .(プロフ) - 桃jasさん» ありがとうございます!気まぐれ更新ですが、これからも宜しくお願いします(*^^*) (2017年1月13日 1時) (レス) id: 8f69a758db (このIDを非表示/違反報告)
桃jas - この小説好きです!! (2017年1月12日 18時) (レス) id: e36cd9e327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R y u h e i × R y o . | 作成日時:2016年12月29日 2時