粉 雪 が 溶 け た 道 に ほ ら ページ27
そして、花火大会の帰り道。
私は思い知らされた。
私たちは、家へ帰るため、来た道を元に戻って行った。
すると、目の前から数人の女の子が駆け寄ってきて、
女『あのっ、小瀧望くんですかっ……?』
小瀧『あー…はい。』ニコ
望くんはそう言い、微笑むと、その女の子たちは顔を明るくし、言った。
女『私っ、望くんのファンです!これからも頑張ってくださいっ!』
小瀧『うん、ありがとう。』ニコ
『っ………………………』
女『い、いえっ!じゃあっ!』
その時、思った。「望くんは、私が独り占めしちゃダメなんだ。」って。
小瀧『A?おーい、Aー!』
『あっ、ごめん!』
小瀧『おぉ、良かった。行こか?』
そう言って手を差し伸べる望くん。
私はその手に、戸惑いながらも「離したくない。」と言うように、望くんの手をギュッと握った。
その日から、私は何をするにも、望くんと別れた方がいいのではないかと悩み続けた。
そして、私が望くんと別れる事を選んだ2日前。
嬉しいけど、素直に喜べない《デビュー直前!!この7人に注目!!》の文字を見つけた。
そして、迎えた望くんとの関係を断ち切る日。
『……っ別れよう…』
その言葉を最後に、望くんの隣を歩く事はなかった。
新 し い 花 が 咲 い た→←そ う L i t t l e b a b y g i r l …
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R y u h e i × R y o .(プロフ) - のんのんさん» ありがとうございますっ!歌詞、足りるかな…笑 完結には絶対持って行くんで、これからも宜しくお願いします!!(´˘`*) (2017年1月15日 1時) (レス) id: 8f69a758db (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - あと13話程? 頑張って下さい! (2017年1月15日 1時) (レス) id: 270b514508 (このIDを非表示/違反報告)
R y u h e i × R y o .(プロフ) - 桃jasさん» ありがとうございます!気まぐれ更新ですが、これからも宜しくお願いします(*^^*) (2017年1月13日 1時) (レス) id: 8f69a758db (このIDを非表示/違反報告)
桃jas - この小説好きです!! (2017年1月12日 18時) (レス) id: e36cd9e327 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R y u h e i × R y o . | 作成日時:2016年12月29日 2時