この少女、アホ。其の弐【呪術廻戦】【狗巻棘】

この少女、共闘 ページ19

「棘〜、久し振りの一緒の任務だね！最近、一人の任務多くて・・・めっちゃ楽しみ！」

「任務は遊びじゃねぇよ」

「ちゃんとやれよ。」

いや、二人ともひどくない？！

「でも、ほんと。久し振りの共闘だねっ！」

「共闘って・・・何処で覚えてきたんだよ。」

「こんぶ？」

え・・・確か・・・

「野薔薇ちゃん達がなんか悠仁君と一緒に共闘だーっ！って、行ってたから？」

「あいつ等・・・何やってんだか」

「楽しそうだな」

「しゃけしゃけ」

でも、あんな風に遊べるって少し羨ましいかも・・・

「ふーん。んじゃ、今度鬼ごっこでもやるか？訓練もかねて？」

え？あれ？

「なんで分かったの？真希ちゃん」

「いや、A。声に出てたぞ」

マジですか、パンダ君。

「しゃけしゃけ」

まじか〜

「声に出しちゃう癖、治さないとな。」

「つーか。Aがあーいった遊びやってみたいのは初耳だな」

いや

「まぁ、やった事。なかったから」

「マジ？、以外。」

「しゃけ」

え？そうかな？

「まぁ、俺や棘は色々あるし、バカやる事なんてないと思うけし、真希は実家がな。でも、Aはそう言った事。結構やった事あると思ってたんだけど。」

んまぁ、真希ちゃんは禪院家だし。

棘くんは呪言師だし。

パンダ君は人外だし。


なさそうだけど。

私は案外ありそうなのかな？

「コイツ、そういうのないだろ。誰もコイツに近付く奴。居なかったらしいし。」

え？真希ちゃん、なんで知って・・・

あぁ、そういや、



禪院家だもんね。

「うん。全く、ないよ。」


「・・・近付く奴、居ないって・・・」

「真希さん！！ちょ、匿って！！」

パンダ君の言葉を被せる様に野薔薇ちゃんが部屋に入ってくる。

「どうした？野薔薇。」

「ちょ、今。アイツらからプリン盗ったから逃げてんの」

「自己責任だろ。」

「ちゃんと謝った方が良いよ、野薔薇ちゃん。」

謝んないと・・・

「ちょ、先輩！釘崎見た！？」

あ、悠仁君。


「野薔薇？知らねーけど。なんかあったのか？」

「プリン食われた！ちょー高い奴。あれ一個千円するのに！」

へぇ、そんなに美味しいのかな？

「そ。んじゃ、探すの頑張れよ」

「応！」


悠仁君が教室を出てく

「いや〜、真希さん達。ありがと！」

そういやさ。
なんで、真希ちゃん達。野薔薇ちゃんかばったんだろ。

「庇ってやったんだから、それ相応の対価が必要だよな？」

「プリン、一口寄こせ」

そ、そういう事か〜

「酷い！」

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