この少女、アホ。其の弐【呪術廻戦】【狗巻棘】

この少女、完璧に ページ14

「悟さん！なんで、パンダに私が術式使った事言ったんですか！？」

「いやぁ・・・情報は交換しとかないとね★」


★じゃないですよぉ


「でも、A。もう大分上手に術式使えるんじゃない？」

「ですよね？！」

悟さんは分かってくれると思ってました！！


え？変わり身が早い？・・・気のせいでは？



「領域展開も夢じゃないんじゃない？」

「そうですよね？！」


私、本当にできる気がしてきた！！


「あ、あと。領域展開と頭脳向上以外にも特級になれる方法一つあるよ」

「え！？」

「それはね・・・・術式反転！！」

・・・


「悟さんが雑な私が出来ると？」

「いやぁ、僕だって出来るんだよ？Aも出来るっしょ」


えぇ


「悟さんは器用じゃないですかぁ」

「確かに」

確かにじゃなくない！？



「酷いぃ」

「うんまぁ・・・あ、今術式の確認する？」

？？？

「術式僕に撃ってみてよ」

え？

「え、大丈夫ですよね・・・？」

「確認だよ。Aがどのくらい術式扱えるようになったかの♪」


えぇ


「周りにぶつけたら・・・」

「じゃ、帳貼る？」


えぇ


「わ、分かりました・・・」







「術式 闇囲」









闇が悟さんを包む



やっぱり。



前より上手になってる・・・！



「ばぁ！」

「ぎゃっ！？」


え？


今何が・・・



さっきまで囲まれてた悟さんが後ろに・・・・


「あー、うん。トンだ」


あ〜！？


「ほらほら、術式の精度落ちちゃってるよぉ」

「しゅ、集中出来ない！！」

「ちゃんと、術式と自分を使い分けないと駄目だよ〜」






＿＿＿＿＿＿＿


「はぁはぁ・・・鬼畜ですよねぇ、悟さんって」

「酷くない？？？




んまぁ、確かに大分上手になったよね。完璧に近いと思うよ。ただね・・・使い分け。すなわち意識の変換がへったくそだからこれからは沢山術式使ってこうね」



つまり・・・

「術式使ってもお怒り無しって事ですか！？」

「そ。もう暴走しないだろうし」



や、やった〜〜！！


「わぁぁぁぁい！！」



パンダ君達に自慢しに行こ〜

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