この少女、アホ。其の弐【呪術廻戦】【狗巻棘】

この少女、調理 ページ11

木陰から悠仁君と東堂君が見える。



悠仁君・・・・・黒閃撃ってるじゃん！！



偉いなぁ・・・

私も頑張らなくちゃね！！


「おい、そこの木！！私に祓われろ！！私の大切な仲間を傷付けた罪。私を傷付けた罪。私に歯向かった罪。棘を傷付けた罪。全部、今ここで償え！！！！」









「術式 闇囲」


まぁ、悟さんが使うなとか言ってたけど今回悪いのはコイツよね！！
そもそもこの雑草が棘や皆を傷付けたのが悪いし！？

私悪くないもん！！



「Aさん！！」

悠仁君が私を呼ぶ
ふふんっ


「Aだよっ。今からコイツ、殺すからね。」

後ろを振り向く。


って・・・・


「あー！！もたもたしてたから回復しちゃった！！せっかく腕消したのに！！」


「治んのか！！」


悠仁君が叫ぶ。


「呪霊の体は呪力でできている。人間とは違い治癒に高度な術式反転は必要ない。特級となれば、あの程度の怪我、わけないさ。」


だよね・・・


「だが、確実に呪力は削れるし、急所を潰せば終了だ。







さぁ、調理を始めようか。」

え？何を？
始めるの？

しかも二人とも変なポーズしてるし・・・

え！？私もやった方が良いかな！？
まぁ、やらなくていいか。

あとでパンダ君や真希ちゃんにからかわれるのやだし、、、



突如、何かを覚悟したらしい雑草が広範囲に雑草を広げる。




いや、性格悪いね！？

いくら強度も速度も落ちても、私の術式じゃ包み込めない範囲だし・・・


「なんつー攻撃範囲！！」

「ビビるな！！その分、強度と速度は低い！！」

だから、範囲が広い分私には不利なんだって！！


「私は援護に回る！！攻撃してほしかったら呼んで！！」

「おけ！！」



大丈夫かな・・・・二人。


思いっきり上に飛んだけど・・・





あ、落ちた。


「大丈夫か、虎杖！！」

「無問題！！」

「重畳！！では、





俺の術式を解禁する？」

「前使ってなかったけ？」


東堂君の術式・・・・



なんだろ。


でもしっかりと自分の術式を堂々と言えるのは凄いなぁ



私は・・・

「あの・・・申し訳ないけど、私。術式はまだちゃんと使いこなせてないから、間違えちゃったらごめんね。」

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