この少女、アホ。其の弐【呪術廻戦】【狗巻棘】

この後輩、サプライズ ページ3

「ロボではないよ。ロボの語源は奴”隷だから。メカ丸君はそんなものじゃないよ」

「なんでそんな事知ってんだよ！！」

パンダ君に突っ込まれる。

「なんで知ってるって・・・・有名じゃん」

「お前の有名の基準が分からない」

どうも。


「呪術師に歳は関係ないよ。特に伏黒君。彼は禪院家の血筋だが宗家より余程出来が良い」

わっ。加茂君って謎に他人を無意識に煽るセンスがあるよね

「「チッ」」

ほら。


「何か？」

それでいて本人は気付いてないからタチが悪い

「別に」

うん。真依ちゃん大人〜



「はーい。内輪で喧嘩しない。まったくこの子らは。で、あの馬鹿は？」

歌姫さんが後から来る。

こう歌姫さんって悟さんといないと普通にお淑やかなんだけどなぁ

馬鹿？

あぁ・・・悟さんの事ね。うん。そう言う所ですよ、歌姫さん。

「悟は遅刻だ」

アハハ

「悟(バカ)が時間通りに来るわけねーだろ」

おー酷い。悟さんへの信用皆無か

「誰もバカが五条先生のこととは言ってませんよ」

まぁ・・・





「おまたー！！」

「ぎゃっ！？」

突如後ろからカーを押して私達に突進してくる悟さん


「チッ五条悟！！」

凄い、歌姫さんの形相が変わった・・・


「やぁやぁ、皆さんおそろいで。私、出張で海外に行ってましてね」

ガラガラとカーを押しながら語り始める悟さん

「急に語り始めたぞ。」

分かるよ、パンダ君。

私も同じこと思った


「はい。お土産。京都の皆にはとある部族の御守りね。歌姫のはないよ」

要らないよね、それ。とある部族さんには失礼だけどダサいし・・・

「いらねぇよ！！」

ほら、言われてるよ。

「そして東京都の皆にはコチラ！！」

ぐりんっと回ってポーズを決めた悟さんが大声を出す。

「ハイテンションな大人って不気味ね」


パンダ君がつぶやく。

アハハ・・・・


「故人の虎杖悠仁君でぇーっす！！はい！！おっぱっぴー！！」

・・・


すっごい空気冷たっ


悠仁君。なんでそんな皆嬉しそうじゃんね―の！？みたいな顔してるの？



泣くより驚く方が先でしょ、普通。


また悟さんが変な入れ知恵したね？？



ま、京都の方は眼中にすらないけど




「宿儺の器！？どういうことだ・・・」

わぁ・・・腐ったミカン(悟さん命名)の一人がなんか喋ってる〜


私許してないからね？老害が



てへっ。ちょっと口悪すぎたかな★

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