166 紫耀side ページ21
俺…この2週間
Aを避けて何してんだろ
本当は今すぐ奪ってやりたいのにな…
平野先生「はぁ…」
岸先生「またため息ですか笑 幸せ逃げますよ」
俺の幸せあるなら
拾ってきてよ岸先生
平野先生「…彼氏が居る子が自分と…まぁ、何か色々あったりしたらその子に期待とかしちゃいます？」
岸先生「んー…期待はしません」
平野先生「ですよね…」
岸先生「でも…その子も彼氏と上手くいって無いから自分を頼ってきたって考えもあれば、少し気持ちが平野先生の方に寄ってきたって考えもありますよね」
うんうん、そうだよな…
って…
平野先生「…俺の話だって言いましたっけ？」
岸先生「え？違うんですか？」
いや、俺の話だけどさ
岸先生って俺と相談するなかだったけな…笑
まともな返事がかえってくるとは…
平野先生「俺の話です…でも、今その子を避けてて」
岸先生「避けてその子が傷ついてないといいですね」
あいつを避けて
傷ついてるかもしれないって
考え、なかったな…
まぁあいつには永瀬も居るし
きっと避けてるなーにしか
思ってないと思うけど、
平野先生「岸先生って結構ズバズバ言うんですね」
岸先生「あれ？傷つきました？」
平野先生「いいえ笑」
岸先生「何かある度に平野先生が俺を頼ってくれるのすごく嬉しいです！」
平野先生「…たまたま岸先生が隣の席ってだけです」
岸先生「あはは笑 それでも嬉しいです」
俺も岸先生みたいに
馬鹿正直で素直だったら
Aにもっとちゃんと気持ち伝えてたんだろうな
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作者名：nozomi x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=NonSS0601
作成日時：2020年7月26日 18時
