どっちもどっち ページ24
桜「私的には優哉さんも悪いと思う。だって泉との距離感掴めてないもん、近すぎ」
楓「それは分かるかもしれない」
颯斗「女目線からはそう感じるのか、俺は普通に感じちゃったなぁ」
迅「俺も」
椋「男としては彼女にくっつきたいって欲は多少あるものなんだよ。でも彼女のことを考えて抑えてる」
椋がまともな意見を言っているのは違和感があるが
こういう時に真面目になって考えてくれるのも好感が持てる
椋「俺も最初は気づかなかったけど桜に言われて距離を考えるようになった。泉も優哉さんに言ってみたら?」
泉「そうしてみようかな…」
楓「何事も限度っていうものがあるからね!」
皆と話したおかげで心が軽くなった
椋「はい!しんみりした話は終わり!飯くいにいこうぜ」
椋が勢いよく立ち上がりそれに次いで皆立ち上がる
桜「どこ食べに行こうか」
迅「こういう時は焼肉だろ!」
椋「颯斗の奢りな!」
颯斗「なんでだよ、自分で払え」
椋「えぇ〜けちぃ〜」
私と楓は少し後ろを歩いた
泉「そう言えば、楓はどうなのよ」
楓「どうって?」
泉「颯斗とは」
楓はずっと颯斗が好きなんだけど…
最近その事を聞いてなかった
楓「どうなんだろうね、颯斗恋愛に興味無さそうだし」
泉「そうでも無いかもよ?ちゃんと好きな人がいたりして」
楓「今度詮索してみようかな」
泉「頑張れ!」
楓の肩を叩くと少し強かったのか
楓は脇腹を小突いてきた
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作者名:ゆーや | 作成日時:2019年7月21日 11時