いつものリズム ページ22
約半年振りの実家に帰って
荷物を置いて、
少し親と雑談してから家を出た
懐かしさを感じる大学の前に立つ
まだ皆は来ていないようだった
私が実家に帰る理由
勿論親に会いたいっていうのもあったけど
本題は友達に相談事があるから
ユウくんには気を遣わせてしまった
どんなふうに思われたんだろう
ここ一週間の言動について
楓「泉ー!」
声が聞こえて顔を上げる
久しぶりに見る顔がそこにはあった
椋「久しぶりじゃーん!俺に会いたくなったんだろ?」
桜「なわけないじゃん!泉は私のことが好きなんだから!」
迅「何言ってんだよ、こいつは元々俺が好きだったの!」
泉「どっちかって言うと、楓に会いに来たかな」
楓「泉〜!ハグしよう!」
少し会わなくてもこんなにハイテンションな人達の会話についていける
颯斗「泉は長旅で疲れてんだからそんな喚くなよ」
椋「冷たいですなー颯斗ちゃま!」
颯斗「はぁ!?」
本当に成人した人なのだろうか
社会人なはずなのに…
颯斗と桜は大学院行ってるから違うけど
迅「いつものところ行くか!」
私達がよくおしゃべりするために使っていた机の所へ行く
その道のりでも椋や迅、桜の声が響いていた
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作者名:ゆーや | 作成日時:2019年7月21日 11時