第8時間 忘れていた過去 ページ1
山田 涼介side
ym「時空遡行、及び過去改変未遂の容疑で現行犯逮捕する」
毎日…とはいかないけどあれから何回かはこうやって過去に飛んでバグを消去してバグ候補者を逮捕してる
だけど、気になることが
yt「エモーが…誰も見当たらない」
エモーの4人が誰も現れないのだ
一応、いなくてもバグ候補者さえいればバグは動くから問題ないんだけど…不思議すぎる
yt「さて、今日もお疲れ様。
報告書なら任せて」
ym「裕翔、今日も圭人のこと聞かせてよ」
俺はこれを日課にしている
俺の知らない圭人を教えてくれるから
kt『俺もちゃんと教えてるのに〜』
何か言ってるけど気にしない
ym「…そういえばさ、元は圭人と龍太郎含めて10人だったんだよね?
だとしたら…パスドーズって何年前からあるの?」
yt「そうだな…最後に来たのが圭人の時には皆いたし。
それがどうしたの?」
ym「いや…知念と高木ってパストーズの関係者みたいじゃん?
それで…何か引っかかって」
yt「…やまって優しいよね。
2人が話すのを待ってあげるのって」
ym「…万が一があるのか持って思ってさ。
長い間かもしれないけど待つんだ」
yt「俺だって待ってて欲しかったんだよ。
なのにあっさりとバラされて…」
ym「アハハハハ…そういえばさ」
俺は気になったことがある
ym「龍太郎の懐中時計は紅葉のものになったんだよね?」
yt「薮くんの話ではね?」
ym「…圭人の懐中時計は?」
yt「え…」
ym「もしかして…オルテンシアが持っていたのかもしれない。
俺…見たんだ、オルテンシアが緑色の懐中時計を持っているのを」
69人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年12月6日 13時