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16-2 ページ47

山田 涼介side

 

ym「ん…寝てた…」



起きあがろうとするけどそこはベッドじゃなかった



ym「…え?」



困惑



目を開けると椅子に座っていた



wk『ヨォ、お目覚めか?』



ym「…和火?」



目の前には和火が



ym「え…?



なんで俺の家に?」



wk『あぁ、そこは心配しなくてもいいぜ。



これは精神世界みたいなもの。



現実のお前はちゃんとベッドの上でおねんねしてるからな』



和火はコツコツと俺の周りを歩く



wk『時空警察の誰か引っかかればいいって思ってたけど…大物釣り上げるなんてな』



ym「大物?」



wk『お前、なんだ?』



和火はツンと突いてくる



wk『誰かと入れ替われる存在…紅葉様もユウも認知できていない。



誰がいる?』



懐中時計を探すけど見当たらない



…そうだ、寝るときに外してた



ym「…正直に言ったらどうなる?」



wk『どうも何も。



そのまま伝えるだけだ』



ym「…俺は、俺だ。



それ以外の何者でもない」



wk『…ほぉ〜ん。



別に責めるわけじゃねぇからな。



教えてくれただけでありがてぇよ。



じゃ、返すわ』



和火がそう言うと俺はまた眠くなってきて眠った



…起きたら圭人に会えると…いいな

16-3→←第16時間 朧気



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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2021年12月6日 13時

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