Jr.で妄想 5th

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「本当に2･3日の関わりだったけどやっぱり

私は深澤くんが大好きなんだ、って確信

できました。深澤くんにもっといっぱい

好き、大好きって言ってもらいたかった。

彼女になりたかった。結婚もしたかった。

わがままでごめんね。ありがとう。

辰哉くん、愛してます。」








読んでいる間なぜか涙が止まらなかった。



そんな俺の様子を見て心配になったのか



照が声をかけてくる。








照〔どうした？〕



辰〔これっ、Aから……どう、いう事なの…？(泣)〕



翔〔ふっか、目擦ったら赤くなっちゃう…〕



辰〔っ、ごめん〕



照〔Aちゃんに何かあったのは間違いないな〕



辰〔ひかるっ、、おれ、どうすればいいの？(泣)〕



照〔……続き、来たぞ〕








俺は若干奪い取るようにして続きを読む。








「先程のAさんの言葉を文にさせて

頂きました。いきなりの事でよく状況が

分かっていないと思うので順を追って説明

させて頂きます。Aさんは事故に

遭いました。友人と一緒に遊びに行くところ

だったそうです。信号待ちをしていたところ

に車が入ってきてAさんはその車に

跳ねられました。たまたまその現場を目撃

した私が救急車、警察を呼びました。

その後Aさんに近付くとなんとスマホで

文字を入力しようとしていました。私は

慌ててとめて事情を聞いたところ、深澤さん

にどうしても伝えたい事がある、と言うので

代わりに私が打たせて頂きました。

今、救急車で病院に向かっています。

病院の名前と住所を伝えておくのでお時間が

あればいらして下さい。また後ほどAさん

の状態はお伝えします。」






辰〔A…ｸﾞｽｯ〕



亮〔開始時間の延長、あと5分が限界らしい〕



照〔わかった。さんきゅ〕



舘〔ふっか〕



辰〔ｸﾞｽｯ、なに〕



舘〔やっぱりさ、今はAちゃんの無事を祈るしかないと思うんだ〕



辰〔(ｺｸｯ〕



舘〔そりゃあ好きな子が事故に遭ったっていわれたら心配だよな。分かるよ、俺も経験あるから〕



辰〔りょ、たもあるの？(泣)〕



舘〔うん。俺の初恋の人、交通事故に遭ったことあるんだ。その時はなんとか一命を取り留めたけど、心配でどうかしちゃうかと思ったよ笑〕



辰〔そ、だったんだねｸﾞｽｯ〕



舘〔だからさ、今はもの凄く心配だと思うけど、頑張って撮影しよう？〕



辰〔分かったっ〕




ｷﾞｭｯ




辰〔ひかる？〕

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