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勘違いしちゃうじゃん。
そう聞こえないぐらいの声で言ったはずだった
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
先生〔はい、授業はここまで。号令お願いします〕
〔起立〕
〔気を付け〕
〔礼〕
全員〔ありがとうございました〕
いつもならその後、すぐに女子に囲まれるけど
今日は囲まれる前に私の腕を引っ張って
廊下に出て、どこかに向かう。
「ちょ、龍我くん？」
龍我〔ごめん、もうちょっとで着くから〕
「どこに？」
龍我〔秘密〕
「えぇ〜」
龍我〔静かにしないと騒がれるよ？〕
「ごめん」
龍我〔いいよ。はい、ここ座って〕
ついた場所は屋上に続く誰も通らない階段。
私は素直に階段に座る。
龍我〔違う違う。一番上の段！〕
「え？こっち？」
龍我〔そう！〕
「わかった」
私が座り直すといきなり抱き着いてくる
龍我くん。
あの、シンプルにキャパオーバーです。
可愛いとか言われて、連れ出されて、
抱き着かれるって何事。
「えっと、龍我、くん？」
龍我〔龍我って呼んで？〕
上目遣いに首コテンはずるいよ！ねぇ！
しかも身長は明らかに龍我くんの方が
大っきいのに！
「えっと、龍我…？」
龍我〔なぁに？〕
「一体なにを？」
龍我〔え？Aちゃん、俺のことが好きなんじゃないの？〕
「いや、まぁ、好きだけど……ってえ？」
龍我〔ん？〕
「なんで？」
龍我〔だって、さっき勘違いしちゃうじゃんって言ってたじゃん。だからそういう事でしょ？〕
「っ！聞こえてたの？」
龍我〔もちろん！〕
「でも、なんで」
龍我〔抱き着いたの？〕
「……そう」
龍我〔なんでって言われてもねぇ？〕
「え、無意識？」
龍我〔そんな訳ないじゃん〕
「じゃあなんで？」
龍我〔分からないの？〕
「うん」
龍我〔まぁ、そうだよね〕
「？？？」
龍我〔俺、しょっちゅうAちゃんの事見てたのに全然気が付かないんだもんね？〕
え？？
龍我くんが私の事を見てた？？
ほんと？？
龍我〔信じられないって顔してるね笑〕
「ほんとに？」
龍我〔うん。俺、ずっとAの事が気になってた。俺と、付き合ってほしいです〕
「私、で良いの？」
龍我〔Aがいいの〕
「お願いします…」
龍我〔A〜！(ｷﾞｭｯ〕
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みーたん(プロフ) - あべさくなべいわふかさあたんさん» お久しぶりです！分かりますよ！笑 リクエストありがとうございます。うわぁ…最高すぎますねっ 頑張って書かせて頂きます！ (2019年5月21日 5時) (
レス) id: 27241e063b (このIDを非表示/違反報告)
あべさくなべいわふかさあたん(プロフ) - お久しぶりです!!(名前変えたんですけど、分かりますかね？w)ﾘｸｴｽﾄさせていただきますっ!!朝から高熱で具合が悪い主人公ちゃんを心配した彼氏のふっかが看病してくれる話が見たいです!! (2019年5月21日 0時) (レス) id: c7e1dbab2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーたん | 作成日時：2019年5月20日 23時
