第三百七十八訓 ページ37
沖田「え」
ほら戸惑ってんじゃん可哀想にねぇ!!!でも止まれない!ここまで来たら止めるのもおかしい!
て事で行け私っ!!当たって砕けろ粉々に!!!
『えと、何だかんだ年下っぽい可愛さもあるし、』
沖田「ちょ」
……………………お?
『よくよく見れば童顔で可愛いし…格好いい所もまァあるけど』
沖田「は?」
………………おお?これは……
『剣の腕も尊敬できる程凄いし』
沖田「待っ、」
『いやぁ、良いとこいっぱいあるねェ』
沖田「〜っ、」
私の作戦はただただ照れさせる。それだけ。だけど…意外と上手くいってる?っぽい?
最初は恥ずかったけど総悟が戸惑った声を出すのが面白くて最終的には楽しんでいた。
『それに___むぐっ、』
すると、急に後ろから口を手で塞がれた。
『……?』
不思議に思って後ろを仰ぎ見ると。
沖田「……っ、もう、良い、」
総悟が顔を真っ赤に染めていた。とても照れているらしく、顔を背けてしまった。
(おぉ……っ!!そう!私が求めていたのはコレなんだよ!!仕返し!!)
『総悟ー?顔をよく見せてくれないかい?おーいちょっとー?』
沖田「勘弁して下せェ……ッ」
『ん?よく聞こえないなァ。それより耳が真っ赤だけれどー?大丈夫ー?』
沖田「ッ、馬鹿、こっち見んじゃ…っ」
総悟はたまらないとでも言う様に口元を覆った。
『他にもいっぱい良い所あるよ?』
沖田「……ッSは打たれ弱いんでさァ…」
『うん、知ってる。』
沖田「今度やったらただじゃおかねェ」
『えーっと、任務の時何だかんだ真面目な所も』
沖田「っ馬鹿、辞めろって言ってるだろィ!」
今日分かったこと。
総悟は褒めれば照れる!!!!!
沖田「……絶対ェ次から照れてやらねェ」
その後、総悟のセクハラの頻度は少しだけだが、減った。
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きょ - いやん❤️センシティブ❤️ (1月17日 20時) (レス) @page5 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - めっちゃ好きです……。今一気読みしている途中なんですが、ここの章を何回も読んでしまいますw 夢主ちゃんが神楽ちゃんを攻めて、赤くなっちゃう神楽ちゃんとそれに嫉妬する沖田君たちが見たい…!!もちろん書けとは言いません!応援してます!! (2023年2月26日 19時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)
mia - 作者様神っす!ヤァバイ最初のイチャイチャが…(鼻血)これからも応援させて頂きます!!👍 (2021年10月3日 20時) (レス) @page4 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 神楽ちゃんのハーフツインテが見たいーーーー‼️ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 仲いいナお前ら↓ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2021年1月27日 22時