・ ページ24
敏感な所に膝がくっ、と当たってビクビクぅっ、と体が跳ねる。体がびっくりして声が漏れそうになってしまった。
……だが隊士はまだ立ち去っていない。私を探している様だ。私を心配しているのだろう…有難い、有難いが!今の状況では全然有難くない……っ!!
早く、早く立ち去って欲しい。こんなとこ見られる訳にはいかないし……何よりもう限界なのに。
_____「…気持ち良いか?」
『!?……っ、っ!!』
すると私の頑張りをなんだと思っているのか桂くんが追い討ちをかけるかの様に耳元で囁いてきて、更に制服の前をはだけさせられた。
喋れない。だが体は正直だから反応してしまう。桂君はこの状況をとても面白がっているのだろう。
(早くッ、早く立ち去って……!!)
_____がぷ、
『ッ、!ひぅ……、』
首筋を甘噛みされて声が漏れる。
隊士に聞こえたのではないかとひやひやするが、押し入れに近づいてくる気配は無かった。
ひとまず安心したが、それも束の間。首筋にあった舌がうごめき下へ移動した。これも声が出そうになったが必死に唇を噛み締めて我慢。
『ゃ、ちょ、何してッ』
またもや小声で叫ぶ。だが舌は止まってくれない。そのまま割れ目の所へ行き……ぺろっ、と舐めた。彼の髪がさらりと胸に掠ってくすぐったい。
『!っんんん……!!』
耐える、何とか耐える。声を出さない様にして必死に唇を噛んでるのにそれも露知らず好き勝手にぬるりと割れ目付近をうごめき続ける舌。
もう流石に限界で、『ひぁッ!』と声を出してしまった。
直ぐ様口を閉じる。が、桂君は悪戯そうに笑って。
桂「……駄目じゃないか、声を我慢しようとしていたのはお前だろう?こんなあっさりと出してしまって…努力が足りないのではないか」
『っう、ぁ、』
桂「それともそれほど感じてしまったのか……はは、警察が攘夷志士にあっさりと負けてしまって…随分と情けないな?」
『〜っちが、それは……!』
桂「違う?これほど蕩けているのに?」
『!?と、ろけて……なんか、』
桂「意地を張らずとも良い。安心しろ、侍の名にかけて優しくしてやると誓うから……な?」
_____気付けば、隊士はどこかへ行っていた。
ーーーーー
【桂の場合】
どれだけ理性がヤバくても唇にはキスしない堅物君。けどその代わり言葉責めしてくるタイプ。
勿論、両想いになるまでは抱きはしないし唇にキスもしない。けどそれ以外の弱い所は徹底的に責めてくる。ヅラはムッツリ。
ー
1108人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きょ - いやん❤️センシティブ❤️ (1月17日 20時) (レス) @page5 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - めっちゃ好きです……。今一気読みしている途中なんですが、ここの章を何回も読んでしまいますw 夢主ちゃんが神楽ちゃんを攻めて、赤くなっちゃう神楽ちゃんとそれに嫉妬する沖田君たちが見たい…!!もちろん書けとは言いません!応援してます!! (2023年2月26日 19時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)
mia - 作者様神っす!ヤァバイ最初のイチャイチャが…(鼻血)これからも応援させて頂きます!!👍 (2021年10月3日 20時) (レス) @page4 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 神楽ちゃんのハーフツインテが見たいーーーー‼️ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 仲いいナお前ら↓ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:実珠 | 作成日時:2021年1月27日 22時