【文スト】敦くんの妹ちゃん

7話 ページ11

敦side

Aが入社するかどうかは満場一致で決定

兄としてとても嬉しく心から祝福をしたい…

けど…国木田さんに言われるまですっかり忘れ

ていた… 社長の存在を。

敦「入社するって事は例のアレもやるんですか？」


Aにバレぬよう国木田にこっそり耳打ちをする敦


国「嗚呼、無論だ。女だろうと加減はしない。
だが兎に角、社長の許可が必要だ。
よし、今から説明しに行くぞ」



…展開早すぎません？

国木田さん、スピーディー過ぎません？



ナ「社長呼んできましたわ〜！」

ナオミさんもなんて行動が早いんだろう…


福「騒がしいと思っていたが、こんな事になっていたのか。」


ナ「ささっ！Aさん！社長にご挨拶を！」


ナオミさんに促されつつ、Aは社長の元

へ…大丈夫なのだろうか。


貴『え、えっと、中島敦の妹、中島Aと
申します！会ってすぐなのは大変失礼だと思うのですが、お願いします！私を此処で働かせて下さい！雑用でもなんでもします！』


社長は、表情を変えない。普段の険しい顔のま

まだ。


福「…採用！国木田、後は頼んだぞ。」


国「はい！！」


それだけ言い残し、去って行ってしまった。

まさかの鏡花ちゃんと同じパターン！！！




けど、Aも仮の入社をする事が出来た

きっとアレも近いうちにやる事になるだろう…

やっぱり大丈夫なのかっっ！？






Aの仮の入社への嬉しさと共に、敦の頭

に心配と言う2文字が浮かんできたのだった。

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