2 座敷童子 ページ4
一子「A、お手玉で遊ぼう。｣
二子「遊ぼう、遊ぼう。」
貴『うん！ じゃあお香さんの所に行こう！』
幼い座敷童子とAはよくお手玉で遊んでいる。
その際、お香にお手玉をやってもらっているらしい。
見ているだけでも本人たちは楽しいようだ。
鬼灯「またお香さんの所に行くんですか。構いませんが、程々にお願いしますよ。｣
鬼灯は書類仕事をしていた手を止め、3人を呼び止めた。
貴『何で？お香姐さんもしかして迷惑って言ってた…？』
Aの目がうるうるとし始め、泣きそうになっていた。
鬼灯「あ、可愛い…。ではなくて、あそこも一応花街です。 もし酔っ払った奴にでも攫われでもしたら……。｣
一子「大丈夫、鬼灯様。Aが攫われたらそいつに呪いの絵送り付ける。｣
二子「紙と赤いペンなら持ってる。」
貴『ねぇ鬼灯様… ｳｩ…お香姐さん迷惑って言ってた？ｸﾞｽｯ』
Aの目尻に涙が溜まり、もうほぼ泣いているようなものだった。
Aだけ、話は鬼灯たちと食い違っていたが。
鬼灯はそんなAを抱き上げて、頭を撫でながらなだめていた。
鬼灯「違いますよ、むしろお香さんはいつでも来て欲しいって言ってましたよ。
本物の妹が出来たみたいで楽しいって。｣
貴『ほんと！？』
鬼灯「はい、嘘じゃありません。」
貴『やったー！！ じゃあ早速お香姐さんのところに行こう！』
鬼灯はAを降ろし、3人にまた注意を促した。
鬼灯「気をつけてくださいね。
あ、それから座敷童子さんは知っているかもしれませんが、耳飾り付けた給食当番みたいな奴にあったら"白豚"とでも言ってやりなさい。｣
貴『はーい！』
Aには誰のことかよく分かっていなかったが、取り敢えず返事をした。
貴方・一子・二子「行ってきます。/！｣
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Nami - 面白かったです！突然のポケモンネタ…😄鬼灯さんはポケモン知ってるのかな？なんか技使いそう😁 (8月18日 15時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年4月10日 13時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - とっても読みやすかったです！更新楽しみにしていますｯ (2021年8月29日 7時) (レス) id: adc5e1c6e8 (このIDを非表示/違反報告)
桜愛 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
ある(プロフ) - 更新、待ってます。 (2019年9月28日 0時) (レス) id: 28bf0a40fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぶめ | 作成日時：2019年5月17日 11時
