豚？…あ、猫か ページ5
アヤ目線
？｢エビフライ！！｣
え？
｢え？、きゃぁっ！｣
ア｢アヤ！｣
何が起こったか説明しよう
まず猫が上から降ってきた。
アヤ体制崩す。
アヤメがお弁当とアヤを支える。(今ここ)
ア｢誰だお前？｣ｷﾞﾛｯ
｢待ってアヤメ、この猫妖怪よ？
仲良くなれるかもでしょ？｣
ア｢だが…｣
｢良いの！
ねぇ、貴方の名前は？｣
ニャ｢ニャンコ先生だ！｣
｢そう、エビフライに夢中なところ悪いんだけど。
貴方私と勝負しない？｣
ニャ｢勝負だと？｣ﾋﾟﾀｯ
あら、食べるのを辞めちゃった
でもこっちは向いてくれないのね、残念。
｢そう、私が勝ったら貴方の名前をちょうだい？
貴方が勝ったらそうね…エビフライを上げるわ。
幾らでも作ってあげる、なんなら私を食べても良いのよ？｣
勝負してくれるかしら？
あ、やっと振り向いてくれたわね
ニャ｢お前…レイコか？｣
｢レイコ？｣
ニャ｢何と！レイコが生き返ったのか!？｣
ア｢おいまて豚猫野郎。
コイツはレイコじゃない、アヤだ。｣
ニャ｢いやだがしかし…どこからどう見ても｣
レイコって人に似ているのかしら？
｢残念ね、私はレイコじゃないわ。｣
ニャ｢ふむ、確かに人は生き返らん。
…いやでも匂いまでレイコそっくりだぞ｣
｢なーに？そんなに私はレイコに似ているの？｣
ニャ｢あぁ、レイコはお前のように
それはそれは美しい人間だったのだ。｣
｢あら、そうなのね。｣
ア｢所で我が主殿、勝負は良いのですか？｣
｢あ！忘れてた!!｣
ニャ｢私は勝負などせんぞ！！｣
｢なんで？｣
ニャ｢私にはやることがあるからな｣
｢ふーん、まぁいいわ。
また会ったら遊びましょうね!｣
ア｢次会ったら一発殴る。｣
ニャ｢やれるものならやってみろ!
私はそれはそれは高貴な妖怪で…｣
｢戻るわよー！｣
ア｢あぁ。｣
ニャ｢って聞けー！！｣
それにしても楽しかったわね。
また会えると良いんだけど。
ア｢随分ご機嫌だな｣
｢当たり前でしょ？
とっても楽しかったんだもの！｣
ﾋｿﾋｿ
また１人で喋ってるよ、可笑しいんじゃないの？
ア｢平気か？｣
｢そうね、凄く気分が下がったわ。｣
ア｢今日帰ったら一緒に遊ぶか。｣
｢それ良いわね！｣
やっぱり人と喋るより妖怪と喋る方がよっぽど楽で楽しいわ！
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あまね(プロフ) - 今まで見てきた中でトップクラスに好きです (10月5日 23時) (
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作者名：蝶々 | 作成日時：2022年1月5日 16時
