ご機嫌斜めです! ページ46
ナレーター
家では…
「な、なぁ〜?らんー?」
蘭「…」
蘭の機嫌を直そうとしている一也と
竜「………一也、今の兄ちゃんはそっとしといた方が安全だ」
諦めかけてる竜胆
真「いやいや、何で蘭君そんな不機嫌なの」
状況把握出来てない真一郎
イ「おい、蘭
アイツに何言われた」
察して蘭に質問するイザナ
蘭「……アイツは一也に、『戻ってこい』だと」
正直に話すが機嫌は悪いままの蘭
この4人がいた
イ「あぁ?」
竜「それで兄ちゃんがアイツ殴ってそのまんま帰ってきたって事」
「そー、一応いっとくけどさぁ、俺戻る気はないからね?」
竜「当たり前だ、それで戻るとか言ってたら一也を殴ってた」
イ「そもそも、もう戻らせる気なんてねーしな」
蘭「……寝る」
「おう、お休み」
バタンッ!
大きな音を立てて扉は閉まった。
「あ、そうだ
ほれ竜胆」
竜「ん?」
「運転代」
竜「サンキュー」
きっちりと2万を渡す一也
真「で?何で蘭君あんな不機嫌なんだ?」
「……真一郎には余り関係ないよ」
一応マイキーは真一郎の弟なので言うのは少し…
と言う優しい考えは一也には大して無く
弟のことを話して家での計画等を邪魔されたらたまったもんじゃねぇ…
と、考えている
この人間がいかにクズかわかったであろう!
因みに、今がいつか教えてやろう
パーの事件から大して時間は過ぎていない
つまりは、だ
明日は、8/3なのである
そう、お祭り(血祭り)だ!
「はぁ〜、こりゃ明日までに蘭の機嫌が直らなかったら祭りに行くのはナシだな」
竜「え、明日祭りなの?」
「あぁ、皆で行こうと思ったんだが…流石にな」
イ「(兄さんと祭り…蘭の機嫌が悪いから…祭り…ナシに…蘭のせいで…?)
蘭は俺がどーにかするから、ぜってぇ祭り行こう」
「お、本当か?
助かるよイザナ!流石俺の弟だな!」
イ「!任せろ!」
竜「(大将…良い具合に騙されたな……)」
ーーーーーー
一方その頃…
蘭「(クソが…マジでイライラするな……一也のこと陥れといて『戻ってこい』だと?……女の方も殺してやろうか……あ″ークソッ!イライラする!!!)」
無茶苦茶イライラしてました
仲間思いな蘭ちゃんだね!!
20人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蝶々 | 作成日時:2021年12月11日 20時