冒険だー! ページ20
一也目線
よし、アイツらは女達に囲まれてるな。
チャンスは今しかないだろう。
蘭「え〜、どうしよっかな〜♡」
竜「んー」
今アイツらは女達との会話に集中してる…
「……」ドンッ
蘭「うおっ…あ?」
「あ、すいません。
ちゃんと前を見ていなくて…あの、失礼します。」
蘭「…おー」
ヨッシャァァ(歓喜)
上手く行ったぞ、あの灰谷兄弟のサイフだ…
なんかやり切った感が凄い!!
でも、まだだ。
まだ終わっていない。 そう、ここから離れてしまわないと追ってくる可能性がある。
人混みに紛れて速いとこ龍輝と合流しないとな。
……………
ここまで来れば平気…か?
「もう出て来て良いぞ、龍輝」
龍輝「一也様ぁぁぁ!!!!」
うるさい、騒がしい。
「少し黙れ、うるさい」
龍輝「あ、すいません。」
「まぁいい、中身の確認だけする…か」
嘘だろ…
何とサイフの中身は二つ合わせて13万4千もあった
「おい、龍輝」
龍輝「はい!」
「少し分けてやる。」
龍輝「良いんですか!?ありがとうございます!!」
さて、速いとこ東京に帰るか
「おい、帰るぞ」
…そう、俺は浮かれていたのだ。
いつもならもっと詳しくサイフの中身を調べて捨てるんだが、なんせ今日は大金が入った。
そのせいで油断しすぎていた。
まさかあんな事になるだなんて…
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作者名:蝶々 | 作成日時:2021年12月11日 20時