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願い35 ページ36

『ゲーセン行きたい…』



「じゃあこの荷物預けてくるから先入っててー」



『ボクも手伝うよ。それほとんど女子勢の荷物だし』



「ゲーセン行きたいって言った張本人が行かなくてどうするの」



『後でエンジョイするからいいもん』



「ならお言葉に甘えて……棘も行くの?」



「しゃけ」



『それならボク達二人で行ってくるよ』



「それはちょっと心配」



『大丈夫!今日は呪力センサーばっちりだから!』



「ほんとに気を付けてね。何かあったらすぐ逃げるか僕に連絡して」



『はーい。それじゃ行こ、棘』



「しゃけ」






「手繋いでるぞ」



「仲良いのレベルじゃないですよね」



「あれが普通だったら鈍くなっても仕方ないわな」



「最近A先輩…いや、何でもないです」



「そこまで言ってやめるなよー」



「棘は感情表に出にくいからなー…分からん」

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作者名:ノンノン | 作成日時:2018年12月31日 20時

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