【呪術廻戦】風来坊の願い (ページ29)

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願い28 ページ29

『ねぇ、もう隠さなくていいよ』

「ちっ……せっかく上手くやれたと思ったのに」

『“闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え”』

帳を下ろす。と言ってもこの村には人はいなさそうだから意味ないかもしれないけど。

「お前ら呪術師が憎いんだ。

私の最愛の人も呪霊だった。それでも私達は幸せだった。ふたり一緒だったから。

それなのに、お前らはあの人を危険だと言って祓った！一度も人に危害を加えたことがないのに…！」

次々と呪霊が生み出される。

どんだけ呪い溜まってたんだよ。

『棘、このチビども頼んだ。ボクは本体とやる』

「おかか」

『棘の戦い方は知られてる。それにボクの術式は多数向けじゃないから』

「…しゃけ」

『さぁ、ボクと遊ぼっか』

「うるさい！またその腹抉ってやるわ！」

『いやだからボクのお腹抉られてないんだけど！』

貫通しただけ！