深淵を覗く勇気は3 ページ22
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「こんにちは。君が伏黒恵くんだね」
「…だれ」
「君はこのままだとお父さんの元の家、禅院家に売られることになる。禅院家は
さて、ここで聞くけど君はどうしたい?」
「そこに行って、津美紀はしあわせになれるのか?」
「ない。100%ない。それは断言出来る」
「……翼は」
「翼?」
「知ってるんじゃないのか」
「知らない。初めて聞いた」
「……ならいい」
(アイツといっしょにいたんじゃないのか…?なら、今どこに…?でも、“ぜんいんけ”にはいなさそうだな)
(翼のことをアイツは気に入っていたし、翼はおれが知らない力をもってる。なら、今はあせらなくてもいつかむかえにいけばいい)
「…とりあえず、あんたにまかせる」
「クックッ オッケー後は任せなさい。
でも恵君には多少無理してもらうかも。
頑張ってね」
(…強くなってよ僕に置いていかれないくらい)
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ノンノン(プロフ) - 紅葉さん» 返信遅くなって申し訳ありません。面白いと言って頂けて嬉しいです!更新頑張ります!! (2020年1月26日 14時) (レス) id: 4f5d0a225d (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - とっても面白いです!!これからも頑張ってください (2020年1月8日 13時) (レス) id: a96e485a5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノンノン | 作成日時:2019年12月16日 17時